本研究に関連する参考資料

健常者の膝伸展筋力の参考基準値,HHDによる膝伸展筋力の測定法

論文名:健常者の等尺性膝伸展筋力
著者:平澤 有里, 長谷川 輝美, 松下 和彦, 山崎 裕司
雑誌:理学療法ジャーナル 38巻4号 Page330-333(2004.04)
概要:hand held dynamometer(HHD)に固定用ベルトを装着した等尺性膝伸展筋力測定法を用いて20~88歳の健常者610名の測定を行った.すべての年代で男性の筋力体重比は女性を有意に上回り,女性は男性の約70~80%に相当した.加齢に伴い筋力は有意に低下,高齢者の筋力水準は移動動作自立に関する予備能が非常に低かった.

HHDによる膝伸展筋力測定法の妥当性

論文名:ハンドヘルドダイナモメーターを用いた等尺性膝伸展筋力測定の妥当性
著者:平澤 有里, 長谷川 輝美, 笹 益雄, 山崎 裕司
雑誌:総合リハビリテーション 33巻4号 Page375-377(2005.04)
抄録:健常者31名と入院患者15名の計46名92脚を対象に,HHDとトルクマシーンを用いた場合の等尺性膝伸展筋力値の関係を調査し,HHDの妥当性について検討した.結果,2種類の機器で測定した等尺性膝伸展筋力値の相関係数はr=0.981と高い正相関を認めた.更に筋力の強弱による影響を検討するため,μ-Tasの測定値を20kgごとに区切って検討した結果,μ-Tasの測定値が60kg以上の場合には他の区分と比較し,Biodexとの相関係数が低値を示した.以上より,HHDを用いた等尺性膝伸展筋力測定方法の妥当性が確認されたが,対象者のμ-Tasの筋力値が60kg以上を示す場合には本方法は注意を要することが示唆された.

HHDによる足背屈筋力の測定法と検者間及び検者内再現性

論文名:ハンドヘルドダイナモメーターによる等尺性足背屈筋力の測定 検者間及び検者内再現性の検討
著者:坂上 昇, 栗山 裕司, 山崎 裕司, 大倉 三洋, 酒井 寿美, 中屋 久長, 山本 双一
雑誌:高知リハビリテーション学院紀要 4巻 Page13-17(2003.03)
抄録:固定用ベルト付きHHDを用いた等尺性足背屈筋力の測定方法を考案し,検者間再現性と検者内再現性について健常成人22名を対象に検討した.検者間再現性は,2名の理学療法士(検者AとB)により検討した.検者内再現性は,検者Aが1回目の測定の数日後に同一被験者に対して同一の測定を2回目として実施した.等尺性足背屈筋力は検者Aが平均17.25kg,検者Bが平均17.35kgであり,検者間級内相関係数は0.903であった.検者Aによる等尺性足背屈筋力値の1回目の値は平均17.25kg,2回目の値は平均17.84kgであり,検者内級内相関係数は0.872であった.固定用ベルト付きHHDを用いた足背屈筋力の測定方法は,センサーの固定性が得られ,足背屈程度の筋力であれば,高い再現性のもとで測定することができることが示唆され,症例に対して有用な情報を即時に提供できるものと考えられた.

HHDによる足底屈筋力の測定法と経日的再現性

  • 論文名:ハンドヘルドダイナモメーターを用いた足関節底屈筋力の経日的再現性 筋力水準の高い対象者への手法
    著者:西上 智彦, 中尾 聡志, 榎 勇人, 野村 卓生, 芥川 知彰, 石田 健司, 谷 俊一
    雑誌:高知県理学療法 13号 Page39-42(2006.03)
    抄録:健常者7名を対象にハンドヘルドダイナモメーターを用いて足関節底屈屈筋力の経日的再現性について検討した.測定肢位はベッド上腹臥位,股関節中間位,膝関節伸展位,足関節底背屈0°とし,両上肢にてベッドの脚を持つよう指示した.その結果,足関節底屈筋力値の級内相関係数による再現性は初回で0.92,2日後では0.90,経日的では0.91と高い再現性が得られた.また,足関節底屈筋力値の最大値は86.5kgであり,高い筋力水準の対象者でも測定可能であった.
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