やわらかい銀白色の毛でできた、花が特徴の猫柳。
この可愛らしい猫柳を庭に植えてはいけないと、聞いたことありますか？
この記事では、
猫柳を庭に植えてはいけないのはなぜなのか？
ネコヤナギは縁起が悪いと言われるのは本当なのか？
猫柳の植え方のコツと花言葉は？
これらの疑問にお答えしていきます。
結論を述べると、
昔から柳の木には、お化けや幽霊のイメージが強くあることから、縁起が悪いと思われきました。
ですが、花言葉はお化けや幽霊のイメージとはかけ離れたもの。
なので、庭に植えてはいけないとは言い切れない部分も。
詳しく紹介していきますので、続きをどうぞ♪
猫柳は庭に植えてはいけない?
やわらかい毛におおわれた花を持つ猫柳。
猫のしっぽを思わせる様子から猫柳という名前が付きました。
「柳」と聞くと、どうしてもお化けや幽霊のイメージがありますよね。
このことから庭に植えてはいけないのでは･･･
と考える人もいるようです。
ただ猫柳は、よくお化けや幽霊のイメージのある、シダレヤナギとは様子が違うので、昔から生け花で親しまれてきました。
冬の終わりから春に花を咲かせるため、春を告げる木と言われています。
低木で育てやすいことから、庭木として好む人も多いんですよ！
なんだか、シダレヤナギとは印象が全く違いますね！
実は、柳の種類だとは気付かず、
「かわいい花だなと思っていたのが猫柳だった！」
という人もいるかもしれないですね。
ネコヤナギって風水的に縁起が悪いって本当?
それでは猫柳って、風水的には縁起が悪いものなのでしょうか？
猫柳自体には、風水的に悪いというわけではありません。
ただ、柳の木には風水的にいろいろな意味があります。
【柳の風水的な意味】
・柳を庭に植えると愛情面に問題が起きる
・西に植えると精神面の病気になりやすい
・お金との縁がなくなる
・東に植えると色情で凶となる
柳を植えることに、こんな意味があるとは驚きです。
猫柳というより、柳にはいろいろ意味があるみたいですね。
というのも、柳の枝を塔婆に使われていたそう。
※塔婆(とうば：お墓の後ろに立てる木片でできた縦長の塔の形をしたもの）
柳の木は根付きやすいことから、この枝が根付けば、亡くなった人が無事に成仏したことを意味すると考えられていました。
でも、もともとシダレヤナギは枝が垂れさがっている見た目で、古くから神霊が降り立つ木とされました。
根付きやすく生長が早いので生命力の象徴と見なされて、旅人の門出に枝を送る風習があったようです。
そんなシダレヤナギは、柳にたたずむ幽霊の絵がとても有名で、すっかり不気味なイメージが付いてしまいました。
あの絵の柳の向こう側はあの世を表していると言われています。
柳はこの世とあの世をつなく道具だと思われました。
柳の木の下には幽霊というイメージは、風で揺れるシダレヤナギを幽霊と見間違えたのではないかと言われています。
あまりにもお化けや幽霊のイメージが強すぎるシダレヤナギの影響で、同じ柳の種類である猫柳のイメージも
悪く思う人がいるのではないでしょうか。
猫柳の花言葉は？
猫柳の風水的な意味をご紹介しました。
次に猫柳の花言葉をご紹介します。
猫柳の花言葉は「自由」「思いのまま」「素直」「開放的」。
猫柳はいろんな方向に枝を伸ばす植物です。
その様子からできた花言葉なのかもしれませんね。
「自由」や「思いのまま」という花言葉は、猫の性格を思わせるような感じがしませんか？
また、ピンク色の花を持つ猫柳は見たことありますか？
ピンクの猫柳の花言葉は、
「努力が報われる」「親切」「自由」「素直」。
やさしい花言葉ですね。
ピンク色の猫柳にピッタリだと思います。
ちなみにお化けや幽霊のイメージの強いシダレヤナギの花言葉は、
「不老長寿」「向上心」です。
幽霊や縁起の悪い雰囲気とは真逆の花言葉ですね。
花言葉から考えてみると、庭に植えてはいけない木ではないように思います。
もしかしたら地域によって、考え方に違いがあるかもしれません。
冬の終わりに近所の庭で猫柳を見かけるかも。
庭に植えてはいけない木ではないという証拠ですよ！
もし猫柳が気になるけど、庭に植えるのもちょっと･･･
そのように思うのであれば、猫柳の枝を生けることから始めてみるのはいかがでしょうか？
猫柳の栽培方法と植え付け
猫柳の栽培方法と植え付けにいつて、以下に５つまとめました。
・ネコヤナギの鉢植え
・ネコヤナギの庭植え
・猫柳の植え付けの適切な時期
・猫柳の植え替え
・猫柳の植え方
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
ネコヤナギの鉢植え
鉢植えでのネコヤナギの栽培は、適切なサイズの鉢と排水が良い土壌を選ぶことが重要です。
十分な日光と定期的な水やりが必要です。
ネコヤナギの庭植え
庭にネコヤナギを植える際は、日当たりが良く水はけの良い場所を選びます。
根が広がるため、他の植物から十分な距離をとることも大切です。
猫柳の植え付けの適切な時期
ネコヤナギは春か秋に植えるのが最適です。
気温が穏やかで根がしっかりと定着しやすい時期です。
猫柳の植え替え
鉢植えのネコヤナギは、根が鉢いっぱいに広がったら植え替えが必要です。
通常、2～3年に1回が目安です。
猫柳の植え方
植え付ける際は、根を広げてから土をかぶせ、しっかりと水をやります。
土壌は排水性と保水性を考慮して選びます。
猫柳のお手入れと管理
猫柳のお手入れと管理について、以下に３つまとめました。
・ネコヤナギの育て方
・猫柳の日々の手入れ
・猫柳の適切な水やり
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
ネコヤナギの育て方
日光を好む植物で、水はけの良い土壌で育てます。
水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと行います。
猫柳の日々の手入れ
剪定は植物の形を整えるために行い、病害虫の予防も重要です。
肥料は春と秋に与えるのが一般的です。
猫柳の適切な水やり
過湿を避けるため、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
夏は頻繁に、冬は控えめに水やりをします。
猫柳の繁殖と増やし方
猫柳の繁殖と増やし方について、以下に２つまとめました。
・猫柳の増やし方
・猫柳の挿し木による増殖方法
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
猫柳の増やし方
ネコヤナギは挿し木や種から増やすことができます。
挿し木は春に行うのが一般的で、成長が早い方法です。
種からの増殖も可能ですが、発芽までに時間がかかることがあります。
猫柳の挿し木による増殖方法
春に健康な枝を選び、挿し木を行います。
湿った土に挿し、定期的に水をやります。
猫柳のその他の特徴
猫柳のその他の特徴について、以下に５つまとめました。
・ネコヤナギの切り花としての利用
・猫柳の花言葉
・猫柳の茶道における使用
・猫柳の種類
・猫柳の名前の由来
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
ネコヤナギの切り花としての利用
切り花としても人気があり、花瓶に生ける際は清潔な水を使い、定期的に水を替えます。
猫柳の花言葉
花言葉は「控えめな愛情」など、種類によって異なります。
文化によっても意味が変わることがあります。
猫柳の茶道における使用
茶道では、ネコヤナギは生け花や床の間の装飾として用いられることがあります。
その独特な形状が和の雰囲気を演出します。
猫柳の種類
ネコヤナギにはさまざまな種類があり、葉の形や大きさ、花の色によって特徴が異なります。
選ぶ種類によって育て方も少し変わることがあります。
猫柳の名前の由来
「ネコヤナギ」という名前は、その独特な枝や葉の形状が猫のしっぽや耳に似ていることに由来しています。
日本では特にこの名前で親しまれています。
以上、猫柳について詳しく説明しました。
これらの情報を元に、ネコヤナギを育てる際の参考にしてください。
ネコヤナギはその美しい姿で庭や室内を彩り、適切な管理で長く楽しむことができますよ！
猫柳は庭に植えてはいけない？のまとめ
猫柳を庭に植えてはいけないのは、風水的に縁起が悪いからなのか？
花言葉は何か？について紹介しましたが、いかがでしたか？
幽霊のイメージが強いシダレヤナギから縁起が悪いと思われがちの柳の木。
猫柳は春を告げる木として昔から愛されてきました。
育てやすいため庭木として植えられているようです。
ただ、柳の木には風水上、庭に植えると愛情面やお金に問題が起きると言われています。
風水が気になる方は、柳の種類に入る猫柳を植えることに抵抗があるという方もいるかもしれませんね。
そんな猫柳の花言葉は「自由」「思いのまま」「素直」「開放的」。
猫っぽい感じがして可愛らしいです。
シダレヤナギが持つ幽霊のイメージが強くて抵抗があるかもしれませんが、猫柳は庭木に向いている植物です。
根付きやすく成長が早い猫柳。
是非、あなたも庭に植えて、そのかわいい花を愛でてみてはいかがでしょうか？
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