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とうもろこしの粒の数は必ず偶数ではない!なぜなのか理由を解説


「トウモロコシはヒゲがたくさん付いているほうがおいしいよ!」

こんなことを農家のおじいちゃんは言っていました。

なんでも、ヒゲと粒の数は同じだから、ヒゲが多いってことは、実が詰まって美味しいということらしいです。

皮の付いた新鮮なトウモロコシを買う場合、ヒゲの数を見れば選別の基準にできますね。

さて、あなたはトウモロコシの粒がいつも偶数であると耳にしたことはありませんか?

実は、とうもろこしの粒の数は必ず偶数ではないのです。

なぜなのか、その理由が気になる方は続きをチェックしてください。

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とうもろこしの粒の数は必ず偶数ではないのはなぜ?


花の花弁の数や貝殻の形、星の配置に至るまで、自然界は数学的な美しさで満ち溢れているんですね。

とうもろこしの粒数も、この自然界のパターンの一部と考えることができます。

トウモロコシの粒数、常識を疑う

あなたは、トウモロコシの粒がいつも偶数であると耳にしたことはありませんか?

この常識を疑うことなく受け入れている方も多いかもしれません。

しかし、実はこの「常識」には、もう一つの真実が隠されています。

トウモロコシの粒数が必ずしも偶数であるとは限らないのです。

自然の多様性、トウモロコシの奇数粒

トウモロコシの粒は確かに対で成長することが多く、それが偶数粒数の原因となっています。

ですが、自然界における生物学的多様性の面白さは、常に例外が存在することにあります。

トウモロコシの粒数が奇数になる現象は、遺伝的要因、成長の環境、栄養状態など、さまざまな要素が複雑に絡み合う結果なのです。

意外な発見、自然界の教訓

一般的に、トウモロコシの穂には複数の粒が列を成して並びますが、各列の粒数が完全に一致するわけではありません。

自然の中で育つトウモロコシは、時として私たちの期待を裏切り、奇数の粒数を抱えることがあります。

この事実は、トウモロコシだけにとどまりません。

植物の成長というのは、外部からの影響を受けやすいデリケートな生き物です。

だからこそ、私たちは自然の不思議と多様性を再認識する必要があります。

とうもろこしのひげと粒の数の数は同じ!


とうものろし1株で4~6本収穫でき、それぞれに2000万粒ほどの花粉が蓄えられ、600本ほどのひげが生えます!

トウモロコシのひげは何のためにあるの?

トウモロコシは不思議な植物です。

多くの植物は子孫を残すため種子を散布するために、さまざまな工夫を凝らしています。

ところが、トウモロコシの種は皮に何重にも覆われ、皮を剥いでも、人間が手を使っても取り外すのが困難です。

はじめから人間のお世話になるのが当然かのごとく、今では、世界一たくさん作られている農作物です。

トウモロコシは人間の助けなしには育つことができない生き物なのです。

まるで家畜のような植物です。

そしてトウモロコシの最も疑問な部分、それはひげです。

とうもろこしのひげは【めしべ】

夏になると店に並ぶトウモロコシは、ゆでても焼いても、あまくておいしいですね。

皮をむいていないトウモロコシの頭には、もじゃもじゃしたひげのようなものがついています。

あれは、花のめしべがしおれたものです。

長く伸びたひげは「絹糸(けんし)」と呼ばれるもので、それぞれの粒から伸びているため、粒の数と同じ数のヒゲがあることになります。

お花の花粉がめしべ(ひげ)につくことで受粉します。

そして粒の中に実がつまっていくのです。

めしべに雄花から出る花粉がつくと、めしべの根本に種ができます。

この種が、トウモロコシのつぶ(実)になります。

とうもろこしの先端は【おしべ】

花が咲くほとんどの植物は、、一つの花の中におしべとめしべが存在します。

ところが、トウモロコシの場合は異なっています。

トウモロコシ場合は、雄花(おばな)にはおしべはあるのですが、、なんと、めしべはありません!

その一方で、雌花(めばな)にはめしべはあるのですが、おしべはありません!

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雌花(めばな)にあるめしべのヒゲに、雄花(おばな)からおちた花粉(かふん)がつくことで受粉し、トウモロコシはみを実をつけていくのです。

よくできたシステムですよね!

とうもろこしのほとんどは、列と粒が偶数!

とうもろこしは、粒が成長する過程で二つに分裂します。

なので、もとの粒の数がたとえ奇数個だったとしても、分裂の過程で、粒の個数は絶対に偶数になるのです。

粒は2個で1セットなので、列も偶数。今度輪切りにして断面を見てみてください。

列の数が偶数であることが確認できるはずです。

粒の数も、列の数も、どちらも偶数。

不思議ですよね。

宇宙からやってきた植物であるという都市伝説があるぐらいですから!

とうもろこし雑学:漢方にも天ぷらにも燃料にもなる!


トウモロコシは世界一たくさん作られている農作物で、いろいろな事に使われています。

トウモロコシは変身が得意!

トウモロコシは世界一たくさん作られている農作物で、いろいろな事に使われています。

例えば、中国料理の炒めものなどによく使われる「ヤングコーン」は、トウモロコシの実を、とても若いうちに摘み取ったものです。

野菜として食べるトウモロコシも、実は熟しきった実ではありません。

完全に熟したトウモロコシの実は、コーンフレークやポップコーン、油、ウイスキーなどの材料になり、さらに大活躍します。

食べ物だけではありません。

トウモロコシは、工業用のアルコールやのりの材料にもなっているのです。

また、トウモロコシは家畜のを育てる餌にも使われています。

さらに、トウモロコシは、プラスチックの材料にもなっています。

トウモロコシから出来たプラスチックは、微生物のちからを借りて、やがて土に戻ります。

だから、普通のプラスチックのように、ゴミが残りにくいのです。

トウモロコシは地球にやさしくするために、大切な植物なのです。

トウモロコシの旬はいつ頃?

夏には色々な野菜が育ち、実ります。

その中でも、焼いてよし!ゆでて良し!とうもろこしは夏のおやつの定番です。

そう、トウモロコシは夏が旬の野菜です。

ですが、品種によって、季節がずれています。

穀物の中でも栄養バランスに優れ、実の胚芽部分に含まれるリノール酸には、血圧やコレステロール値を下げ、動脈硬化を防ぐ効果があります。

生産高は、

・1位 アメリカ
・2位 中国
・3位 ブラジル

アメリカはブラジルの3倍以上の生産高です。

世界の4割のとうもろこしがアメリカで生産されています。

ちなみに日本は世界で160位くらいで非常に生産高が低いです。

米や小麦と並んで世界三大穀物の1つに数えられています。

日本では、全国で栽培されていますが、寒暖の差が激しい方が良いものが作れます。

国内の生産量では北海道がダントツの一番です。

とうもろこしのひげは色々な効能のある漢方!

とうもろこしのひげは食べられるのか?

実はひげには多くの栄養が含まれているんです。

例えば、

・食物繊維
・カリウム
・ポリフェノール

なので、捨てるのはもったいない!

私は、とうもろこしのひげを天ぷらにして食べます。

素揚げ食べるだけでもとてもおいしです!

さらに、とうものこしのひげには、尿の出をよくしたり、むくみの改善したり、利尿作用があるため、さまざまな原因のむくみを改善してくれます。

お茶として飲むことで有名ですよね!

さいごに


トウモロコシは不思議な植物ですよね。

トウモロコシはそんな姿から宇宙からきたとかいう都市伝説があるくらいです。

トウモロコシの原産は、南米アンデス山脈の麓あたりと言われています。

そのトウモロコシが各地に広まっていったのは、15世紀にコロンブスが、ヨーロッパに持ち帰ってからだそうです。

日本には日本に普及したのは16世紀になってから。

ポルトガル人が持ち込んでのです。

日本で栽培されるようになったのは、明治時代からで、北海道で栽培に取り組まれました。

海へ行ったときや、家で皆んなでトウモロコシを食べる時、ご紹介したトウモロコシの雑学を皆んなに紹介してみてはいかがでしょうか?

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