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とうもろこしのひげと粒の数は必ず同じで偶数になる!粒は何個ある?【秘密の雑学】


「トウモロコシはヒゲがたくさん付いているほうがおいしいよ!」

そんなことを農家のおじいちゃんは言っていました。

なんでも、ヒゲと粒の数は同じだから、
ヒゲが多いってことは、実が詰まって美味しいということらしいです。

皮の付いた新鮮なトウモロコシを買う場合、
ヒゲの数を見れば選別の基準になりますね。

さて、このトウモロコシ、
他にも不思議な点がいくつもあります。

興味があれば続きを読み進めてみてください。
トウモロコシについてかなり詳しくなれますよ!

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とうもろこしのひげと粒の数は同じ!

とうものろし1株で4~6本収穫でき、
それぞれに2000万粒ほどの花粉が蓄えられ、600本ほどのひげが生えます!

トウモロコシのひげは何のためにあるの?

トウモロコシは不思議な植物です。

多くの植物は子孫を残すため種子を散布するために、
さまざまな工夫を凝らしています。

ところが、トウモロコシの種は皮に何重にも覆われ、
皮を剥いても、人間が手を使っても取り外すのが困難です。

はじめから人間のお世話になるのが当然かのごとく、
今では、世界一たくさん作られている農作物です。
トウモロコシは人間の助けなしには育つことができません。

まるで家畜のような植物です。

そしてトウモロコシの最も疑問な部分、それはひげです。

とうもろこしのひげは【めしべ】

夏になると店に並ぶトウモロコシは、
ゆでても焼いても、あまくておいしいですね。

皮をむいていないトウモロコシの頭には、
もじゃもじゃしたひげのようなものがついています。
あれは、花のめしべがしおれたものです。

長く伸びたひげは「絹糸(けんし)」と呼ばれるもので、
それぞれの粒から伸びているため、粒の数と同じ数のヒゲがあることになります。

お花の花粉がめしべ(ひげ)につくことで受粉します。
そして粒の中に実がつまっていくのです。

めしべに雄花から出る花粉がつくと、めしべの根本に種ができます。
この種が、トウモロコシのつぶ(実)になります。

とうもろこしの先端は【おしべ】

花が咲くほとんどの植物は、、一つの花の中におしべとめしべが存在します。
ところが、トウモロコシの場合は異なっています。

トウモロコシ場合は、雄花(おばな)にはおしべはあるのですが、
なんと、めしべはありません!

その一方で、雌花(めばな)にはめしべはあるのですが、
おしべはありません!

雌花(めばな)にあるめしべのヒゲに、
雄花(おばな)からおちた花粉(かふん)がつくことで受粉し、
トウモロコシはみを実をつけていくのです。

よくできたシステムですよね!

とうもろこしをよく観察すると列と粒は偶数!


とうもろこしは、粒が成長する過程で二つに分裂します。

なので、もとの粒の数がたとえ奇数個だったとしても、
分裂の過程で、粒の個数は絶対に偶数になるのです。

粒は2個で1セットなので、列も偶数。

今度輪切りにして断面を見てみてください。
列の数が偶数であることが確認できるはずです。

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粒の数も、列の数も、どちらも偶数。
不思議ですよね。

宇宙からやってきた植物であるという都市伝説があるぐらいですから!

とうもろこしは漢方にも天ぷらにも燃料にもなる!

トウモロコシは世界一たくさん作られている農作物で、いろいろな事に使われています。

トウモロコシは変身が得意!

例えば、中国料理の炒めものなどによく使われる「ヤングコーン」は、
トウモロコシの実を、とても若いうちに摘み取ったものです。

野菜として食べるトウモロコシも、実は熟しきった実ではありません。
完全に熟したトウモロコシの実は、
コーンフレークやポップコーン、油、ウイスキーなどの材料になり、さらに大活躍します。

食べ物だけではありません。
トウモロコシは、工業用のアルコールやのりの材料にもなっているのです。
また、トウモロコシは家畜を育てる餌にも使われています。

さらに、トウモロコシは、プラスチックの材料にもなっています。
トウモロコシから出来たプラスチックは、微生物のちからを借りて、やがて土に戻ります。

だから、普通のプラスチックのように、ゴミが残りにくいのです。
トウモロコシは地球にやさしくするために、大切な植物なのです。

トウモロコシの旬はいつ頃?

夏には色々な野菜が育ち、実ります。
その中でも、焼いてよし!ゆでて良し!とうもろこしは夏のおやつの定番です。

そう、トウモロコシは夏が旬の野菜です。
ですが、品種によって、季節がずれています。

穀物の中でも栄養バランスに優れ、実の胚芽部分に含まれるリノール酸には、
血圧やコレステロール値を下げ、動脈硬化を防ぐ効果があります。

生産高は、

・1位 アメリカ
・2位 中国
・3位 ブラジル

アメリカはブラジルの3倍以上の生産高です。

世界の4割のとうもろこしがアメリカで生産されています。
ちなみに日本は世界で160位くらいで非常に生産高が低いです。

米や小麦と並んで世界三大穀物の1つに数えられています。

日本では、全国で栽培されていますが、寒暖の差が激しい方が良いものが作れます。
国内の生産量では北海道がダントツの一番です。

とうもろこしのひげは色々な効能のある漢方!


とうもろこしのひげは食べられるのか?
実はひげには多くの栄養が含まれているんです。

例えば、

・食物繊維
・カリウム
・ポリフェノール

なので、捨てるのはもったいない!

私は、とうもろこしのひげを天ぷらにして食べます。
素揚げにして食べるだけでもとてもおいしです!

さらに、とうものこしのひげには、
尿の出をよくしたり、むくみの改善したり、利尿作用があるため、
さまざまな原因のむくみを改善してくれます。

お茶として飲むことでも有名ですよね!

さいごに

トウモロコシは不思議な植物ですよね。
トウモロコシはそんな姿から宇宙からきたとかいう都市伝説があるくらいです。

トウモロコシの原産は、南米アンデス山脈の麓あたりと言われています。

そのトウモロコシが各地に広まっていったのは、
15世紀にコロンブスが、ヨーロッパに持ち帰ってからだそうです。

日本には日本に普及したのは16世紀になってから。
ポルトガル人が持ち込んだのです。

日本で栽培されるようになったのは、明治時代からで、
北海道で栽培に取り組まれました。

海へ行ったときや、家で皆んなでトウモロコシを食べる時、
ご紹介したトウモロコシの雑学を皆んなに紹介してみてはいかがでしょうか?

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