厄年になると、死ぬ確率が高いとか、周りの人が亡くなるというのは本当なのか?
厄年に関して「死ぬ確率が高くなる」というのは、統計的に根拠がありません。
不安になる必要はなく、「厄年だから不幸が起こるかも」と考えて気にしすぎることの方が、かえって問題です。
厄年で命が左右されることはないので、正しい知識を持って安心しましょう。
さらに、厄年にまつわるよくある誤解や、心配な方におすすめの対策について詳しく解説していきますので、詳細が気になる方は続きをチェックしましょう。
厄年に不幸は、くだらない自己中な考えの理由
かく言う私も、厄年について周りの人の影響もあって、「厄年ってどんなことが起こる?」と不安になっていました。
しかし、厄年は特に何も起こらない!
これが真実です。
よ~く考えてみてください。
例えばですが、あなたが厄年の時に大きな地震があったとします。
その時、あなたは「厄年だから災いが!」と思うかもしれません。
ですが、あなた以外の周りの人の年齢も、あなたと同じ厄年とは限りませんよね?
あなたが地震の原因を厄年としてしまうと、あなたと同じく地震を経験した人達も厄年でなければおかしなことになりますね。
厄年は、男性と女性とで異なる年齢です。
数え年で、下記の年齢です。
・男性 25歳、42歳、61歳
・女性 19歳、33歳、37歳
起源はあいまいで、根拠も不明らしいですが、これは、400年以上も前からの年齢です。
そもそも、現代にも当てはまるはずがありませんよね。
厄年に「周りの人が亡くなる」「親が亡くなる」は本当?
厄年について「周りの人が亡くなる」や「親が亡くなる」などの不幸が起こるという考え方は、主に日本の文化に根ざした迷信や民間信仰に由来しています。
厄年は特定の年齢を迎える際に、災いが多いとされる考え方で、これにはいくつかの理由があります。
歴史的・文化的背景
日本では古くから、特定の年齢が災厄に見舞われやすいという考えがありました。
これは古代の日本社会での生活環境や医療技術の未発達などにより、特定の年齢で健康問題や事故が多発しやすかったことに起因すると考えられます。
心理的な側面
人間は不確定な事象や不幸に対して理由を求める傾向があります。
特定の年齢での不幸が起こった際に、それを「厄年」のせいにすることで、不確かな事象に一定の説明を加え、心理的な安定を図ることがあります。
自己成就的予言
厄年を信じることにより、その年齢になったときに無意識に不安を感じるようになることがあります。
この不安がストレスやネガティブな影響をもたらし、結果として不幸が起こりやすくなる可能性があります。
社会的な影響
厄年の概念は、長い間社会的に共有されてきた信仰です。
このため、周囲の人々も厄年には特別な注意を払うなど、その年齢になる人に対する特別な扱いが影響を及ぼすこともあります。
ただし、これらはあくまで迷信や伝統的な信仰に基づいたものであり、科学的な根拠に基づいたものではありません。
現代では、厄年に関する考え方は徐々に変化し、単なる節目として捉える人も増えています。
厄年に死ぬ確率は高いの?
厄年になると死ぬ確率が高い、というのは迷信であり、本当のことではありませんよ!
そもそも、本当に厄年になると死ぬ確率が高くなるなら、世の中、亡くなる人が大勢出てしまうことになります。
でも実際には、厄年になったからといって、死ぬ確率は高くなることはないのです。
とはいえ厄年、特に本厄を迎えると、人生の転機が訪れていたり、仕事や勉学を頑張っていたりなど、何かしら精神的や肉体的に疲れが出ている場合が多いんですよ。
そんな時に無理をしてしまうと、身体や心に負担がかかり、病気になってしまう、ということも十分にあり得ますね。
病気になるなど健康が維持できなくなれば、命に関わる状況にもなるでしょう。
厄年って、死ぬ確率が高くなるワケではないのですが、色々と身体や心に負担がかかる時期なので、大事にするべき、という年なんですよ。
ですので、ぜひ厄年を迎えたのなら、心身共に病気にならないためにも、慎重に無理せず行動しましょう!
厄年って不幸ばかりが起こる?
厄年は不幸ばかり起こると思われがちですが、これも迷信。
実際私も、そして夫も厄年を迎えたことがありますが、不幸なことばかり起こるということは、全然なかったですよ!
なので、厄年になっても、不幸ばかりが起こるのではないか、と不安にならなくて大丈夫です。
ただやっぱり、身体や心が疲れ気味になる年ではあるので、くれぐれも無理をしないように、自分を労わっていきましょう。
そうしないと、本当に病気にかかったり、精神的に疲れ、物事が上手くいかないなど、不幸な出来事を引き起こす、という可能性も出てきますよ。
非現実的な話ではなく、現実的に考えて、厄年には不幸な出来事は起こらないけれど、自分を大切にすべき、と考えるようにしてくださいね!
そうすれば厄年であっても、本当に不幸なことが起きることはなく、無事に年を越せるようになるでしょう。
私自身も本厄を迎えましたが、全然不幸な事は起きなかったので、どうか過剰に心配はしないでおくと良いですよ!
厄年に災いを避けるためにやってはいけない事は?
厄年にやってはいけない事はズバリ、自分に無理させてしまうことと、不健康な生活をすること、そして厄年だからと気に病んでネガティブな考え方をすることです!
ではより詳しく、厄年にやってはいけない事を解説しますね。
自分に無理をさせること
厄年って人生において何かしら、転機やアクシデントが起きる年代でもあります。
特に進路を決めたり、仕事面で昇進して、重役に就くことも、年齢によってはあり得るもの。
その時に、自分の精神的なキャパシティーを超えるほど、無理をしてしまうと、心身ともに疲れてしまい、体調を崩す確率が高くなるのです。
すると結果的に、厄年だからこんな不幸に見舞われた、という考えに至る場合も…。
厄年は自分のことを大切にする年なので、絶対に勉学でも仕事でも、またプライベートでも、無理をし過ぎない生活を送るようにしましょうね。
無理は厄年にやってはいけない事の一つなので、しっかりと頭に入れておいてください。
不健康な生活をすること
厄年を迎える年齢って、ちょうど身体に様々な不調が現れる、ということが多いのです。
でもそれは厄年だからではなく、年齢的に仕方のないこと。
例えば女性の一番気を付けたい本厄は、33歳や38歳の頃なんですよ。
この年代って特に、女性は結婚したり子供を産んだり子育てしたり、もしくは仕事で重役に昇進したりと、何かと大変な年代です。
そんな年代に乱れた食生活や、睡眠不足をしていたりすると、身体がボロボロになってしまい、やっぱり体調を崩しやすくなるもの。
本厄の年では、自分の健康に大きな影響や負担が出やすい、と考えて、なるべく生活習慣を整えて健康的な暮らしをしましょう。
健康に気遣いをしている生活なら、厄年も特に何事もなく、越せるようになりますよ!
私も本厄を迎えたので、人間ドックへ行き、自分の健康度合いをしっかり調べてきました!
あなたも厄年を迎えたら、特に健康的な生活を送ってくださいね。
厄年だからと気に病んでしまう
厄年を迎えたからということで、何か起きるのではないかと常に不安を感じたり、ネガティブになる必要はありません。
マイナス思考になってしまうと、ちょっとした良くない出来事でも、
厄年だからだ、とネガティブにとらえてしまいます…。
そうなると、人生が急に楽しくなくなり、精神的ストレスがかかってうつ病など、心の病になることもあるでしょう。
厄年って、身体や人生に変化が訪れる時だから気を付けなさい、という意味を持っているので、普段からネガティブに考える必要はなし。
どうか厄年を迎えても、あまり気に病まないようにしましょうね。
厄年にやっておくと良いこと
「厄年だからと言って心配する必要はなし!」
このように説明してきましたが、そう言われても、やっぱり心配な方もいるでしょう。
もし、あなたもそうであれば次に紹介することをすれば、精神的に安心が得られますよ!
・神社・お寺で厄払い・厄除け
・部屋の清掃
・睡眠と入浴の時間の確保
「部屋の清掃」と「睡眠と入浴の時間の確保」、この2つは、継続が必要になります。
「神社・お寺で厄払い・厄除け」こちらは、1度で安心が得られるのでオススメです。
厄年に災いを避けるためにすべき事は、
・厄除けのお祓い
・お守りの購入
事前に厄を払っておくと安心ですね。
なるべく自分を安心させていくことを心掛けましょう。
まとめ:「厄年は死ぬ確率が上がる」はくだらない!
厄年は死ぬ確率が高くなるワケではなく、人生や身体に変化が訪れる時期である。
「厄年だから不幸になる」は、くだらない迷信です。
無理をしないで、慎重に生きるべき、という意味があると心得る。
そのため、厄年にはきちんと自分を大事にし、無理をせず、また健康にも気遣いしていけば、不幸なこともなく、あっという間に過ぎ去っていきますよ!
もちろん、厄年だからとネガティブに考える必要もない。
それでも心配であれば、厄年を気にせずに、でも体調には気をつけて過ごすと良いでしょう。
それでも、心配であれば、
・神社・お寺で厄払い・厄除け
・部屋の清掃
・睡眠と入浴の時間の確保
以上の3つで精神的に安心が得られますよ!
特に、神社・お寺で厄払い・厄除け」は、1度で安心が得られるのでオススメです。
厄年に災いを避けるための願いを込めて、
・厄除けのお祓い
・お守りの購入
以上の2つが、手軽でオススメです!
是非、参考にしてくださいね!
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