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ボンドを早く乾かすのに冷凍庫は有効?乾く時間はどれくらい?乾くと透明になるのはなぜ?


台所の調味料入れ用に購入した木製の棚を、
2つ繋ぎ合わせるため、ボンドを使うことになりました。

いざ使ってみると、なかなか乾かない。
調べてみると、どうやら、

「すぐにはり合わせて24時間以上静置する」

とのこと。

もっと早く乾かす方法がないかと、調べ、試した結果、
一番ベストな方法が分かりましたのでご紹介します。

その方法とは、

「ドライヤーの温風で乾かす」

これ一択です!

速乾ボンドがいいだの、ドライヤーの冷風がいいだの、
冷凍庫で保管がいいとか、いろいろ試しましたよ。

でも、圧倒的にドライヤーの温風なんです。

早く乾かしたい方は、お試しあれ!

どれくらいで乾くのかや、速乾ボンドは何が違うかなど、
詳しく知りたい方は、続きをどうぞ♪

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ボンドを早く乾かすのに時間はどれくらい必要?

100円ショップでも売っているコニシの木工用ボンドを使いました。
黄色い容器に赤いキャップのアレです。

何もしないで乾かすのにかかる時間

100円ショップでも手に入るほど普及しているものなので、
簡単に接着できるように思われがちですが、
意外に接着に時間がかかるのを知らずに購入する人は多いようです。

物がくっつくレベルに接着するのに12間ぐらいかかるんです。

24時間以上経過すると最終強度に達し、完全に接着されます。

12時間までの間は、重しなどで圧締しておくと接着力が増します。

ドライヤーの温風で乾かした場合

ドライヤーを使った場合、10分もかからずに、
表面は透明になり、ほぼ固まりました。

触れたら固くなっていて、手に接着剤が付いたりしません。

さすがに中の方に温風を当てることはできないので、
あとは自然乾燥に任せるしかないようです。

熱を与えることにより、だいぶ水分を抜くことができるし、
乾燥を促せるので時短になります。

その後4時間くらいしてから確認したところ、
ほぼ実用強度に達していました。

急激に熱や乾燥を加えると木材が変形する

ドライヤーを使って乾燥させる場合、
木材などでは、過度の乾燥で反りや狂いがでないよう気をつけましょう。

木材は環境や条件にとても敏感です。
木材内部の水分量の変化にとても影響を受けます。

急激に温風を加えると、ソリの原因となります。
ドライヤーを十分に木材から離して温風をあてるようにしましょう。

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ボンドを早く乾かすのに冷凍庫は意味ない理由


夏と冬、同じ湿度だった場合、洗濯物はどちらが早く乾くでしょうか?
答えは当然、夏ですよね。

凍らせて固めても意味がない

木工用ボンドは、含まれている水分が硬化すると接着するものです。

ですから、木工用ボンドに含まれている水分を早く蒸発させることができれば、
早く乾くので、接着も早くなります。

そのために、

・温度を暖かくする

・通風をよくする

これをすることにより、早く木工用ボンドが乾くんですね。

なので、冷凍庫に入れることは条件にあてはまりません。

ボンドを氷らせると起こる問題

木工用ボンドの成分には水分が含まれています。

冷凍庫に入れるとその水分が氷ることになります。

その状態で木工用ボンドが固まっても、
常温時に溶けると問題になるのは、想像に難しくありません。

接着剤から水分を早く抜くためには、
凍らせるのではなく、温めましょう。

ボンドが乾くと透明になるのはなぜ?

木工用ボンドは水に強くありません。
乾いた透明なボンドは水に触れるとまた白く戻ります。

水分が減ることで透明になるボンド

木工用ボンドが接着できるのは、酢酸ビニル樹脂系によるものです。

この樹脂と水が混同された状態で白いボンドになっています。

塗布した後、乾燥によって水分がボンドから減ってくと透明になり、
酢酸ビニルの引力が接着力となっていきます。

ボンドに含まれている水分は、蒸発や木材に染み込むことで減っていきます。
だから、ドライヤーで乾燥させるのが時短に効果的なんです。

速乾タイプと通常タイプの違いとは?

速乾タイプと通常タイプの違いは、常温で乾燥させた場合、
動かせるようになるまでに乾く時間が、
通常の物だと、3~4時間かかるところ、速乾タイプだと1~2時間と短いです。

ですが、最終的に乾くまでの時間は12時間と変わりありません。

作業強度に達するのが早いので、急いで取り掛かりたい場合に便利です。

ただ、ドライヤーを使って乾かした場合、
どちらも乾く時間に違いはありません。

最終強度にも違いはありません。

まとめ

・ボンドを常温で完全に乾かすには24時間必要

・ドライヤーである程度乾かせば、4時間ほどで実用強度に達する。

・ボンドを氷らせると溶けた時に問題が起こる

・ボンドは水分が減ることで透明になる

・速乾タイプは動かせるようになるまでに乾く時間が1~2時間と短い

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