洗濯した後に、衣類に白い粉が付いたような汚れが付くことがあります。
これは「石鹸カス」と言われるもので、原因としては、
・柔軟剤と洗剤の相性が悪い
・柔軟剤の入れすぎ
・洗剤の入れすぎ
・洗濯物が多すぎてすすぎが足りない
などがあります。
繰り返していると黒カビ発生の原因になるので注意が必要です。
洗濯物に付いた白い「石鹸カスの取り方」と、
発生を防ぐ詳しい方法をご紹介していきます。
液体洗剤残り「石鹸カス」の落とし方
白い粉の成分は、溶け残った洗剤と、
水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムが結合したものです。
せっかく洗濯したのに、今度は白い汚れがついてしまうなんて残念ですよね…。
そんな洗濯後の白いシミを取るのに活躍するのが、
「洋服ブラシ」。
服の上から同じ方向に、何度か優しくブラッシングします。
他の衣類の糸カスや、髪の毛なども落とすことができます。
ただ、材質によっては白い粉状の汚れが服に残ってしまうことがあります。
そんな時は、コロコロでなぞるか、
その部分を指で弾けば、キレイに取り除くことができます。
弾いたとは、粉が空気中を舞うので、吸い込まないように注意しましょう。
これで洗濯物の白い汚れの取り方が分かりましたね?
では続いて、洗濯物に白いほこりがつかなくなるポイントをご紹介していきます。
洗濯物につく白いほこりの予防法!
洗濯機から出してすぐは、白いネバネバした状態です。
これを予防するポイントは次の5つです。
ポイント1・残り湯は使わない
洗剤が残る原因は、残り湯の汚れによるものです。
アカなどに含まれる油汚れなどで、洗剤が溶けにくくなります。
最近の洗剤は、水の量・洗剤の量・洗濯物の量が適切な比率であれば、
冷たい水でもしっかりと溶けるように出来ています。
ポイント2・柔軟剤との相性に気を付ける
柔軟剤と一緒に使うと相性が悪い洗剤があります。
こういった場合、柔軟剤の量を減らすか、
組み合わせを変えて使うようにします。
相性にかかわらず、入れすぎると石鹸カスが残りやすくなるので注意が必要です。
ポイント3・洗剤の量を最適にするよう心掛ける
洗剤の量と水の量は適量入れられても、
それに合わせた洗濯物の量を調整するのは難しいです。
洗濯物の量を毎回同じ量にするのは無理があるので、
洗うものの量によって、
洗剤を多く入れないようにするのがポイントです。
ポイント4・すすぎの回数を調整
混ぜる回数を増やせば溶けやすくなるという理屈です。
ただ、洗剤が多く入る過ぎている場合は、
すすぎ回数を増やしても水に溶けきれない洗剤が、
服に溶け込んでしまいます。
やはり、洗剤の入れすぎには注意です。
ポイント5・お湯で溶かした洗剤をタイミングをずらして入れる
洗濯機に水が入り終えて、洗濯物が回り始めてから、
お湯で完全に溶かした洗剤を入れると完璧です。
私の場合、さらに洗剤を入れてから少し回した後に、
電源をオフにして、漬け込みます!
そうすると、頑固な作業着の汚れが取れるので、重宝しています。
洗濯機の白いカスがなくならないと黒カビの原因に!
最後に洗濯槽の洗浄をしたのはいつ頃ですか?
洗濯槽は黒カビの巣窟
白いカスが残ったままが続くと黒カビが繁殖します。
ニオイが出始めるとかなり危険で、
放っておくと、洗い終えた洗濯物に、
どす黒いアカのような物体が付着し始めます。
汚くなってから、とかではなくて、
ひと月に1度など、目安を決めてしまいましょう。
くず取りフィルターのお手入れ
最低でも週に1度は溜まったゴミをチェックしましょう。
理想は都度キレイにすることです。
取り外して歯ブラシできれいにブラッシングすると、
汚れでふさがった、メッシュ部分が回復します。
まとめ
「石鹸カス」の落とし方と予防法をまとめると、
・白い汚れの落とし方は、洋服ブラシとコロコロで
・残り湯は使わない、柔軟剤との相性に気を付ける
・洗剤の量を最適にするよう心掛けて、すすぎの回数を調整
・お湯で溶かした洗剤をタイミングをずらして入れる
・洗濯槽の洗浄を小まめに
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