食材を冷やのに欠かせない冷蔵庫。
どこのお家にも一台は必ずありますよね。
食材を冷やすのに欠かせない冷蔵庫ですが、
ずっと電気をつけっぱなしなので、
「電気代がかかる!」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
人によっては電気代を節約するために、
冷蔵庫の開け閉めの回数を減らしたりなど、
様々な工夫をされている方もいらっしゃると思います。
ですが、冷蔵庫の開け閉めの回数を減らすことで、
電気代を節約することができるのか?
また、コンセントの抜き差しで節電できるのか?
気になる方もいると思います。
結論から言うと、
冷蔵庫の開け閉めの回数を減らすことで節電することができます!
しかし、コンセントの抜き差しは節電することができません。
そこで、冷蔵庫の開け閉め回数を減らすことで、
その程度節電できるのか?
また、コンセントの抜き差しで、
なぜ電気の節電ができないのかを説明します。
冷蔵庫の開け閉め回数を減らすのは節電にどれくらい効果ある?
冷蔵庫の種類にもよりますが、冷蔵庫を開けたとき、
冷却機能が止まって庫内の温度が上がります。
開けっ放しにしていた場合、扉を閉めると
庫内を冷やすために電力を多く使います。
経済産業省の調べでは、
冷蔵庫のドアの開け閉めの回数を減らすことで、
年間10.40kwhで電気代で換算すると、
約280円電気代を節約することができます。
また、冷蔵庫のドアを開ける時間を減らすと年間で、
6.10kwh、約160円の電気の節約ができます。
出典:経済産業省 省エネポータルサイト 省エネ行動と省エネ効果
(https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/kitchen/index.html)
他の調べで、ドアの開閉の回数を半分に減らすことで、
約12%の節電ができ、開けている時間を半分にすることで、
約5%の節電になった例があるそうです。
節電は日々の積み重ねなので、
冷蔵庫のドアの開閉の回数を減らせば、
かなり節電することができます!
そのため、冷蔵庫の開け閉めの回数を減らすことで、
節電するのにとても効果があります。
簡単な方法なので、ぜひとり入れたいですね!
冷蔵庫の開け閉めを減らすためにやるべきこと!電気代節約術
冷蔵庫の開け閉めを減らすためには、
食材を取り出ししやすいように冷蔵庫の中をきちんと整理しておくことと、
目的を決めてから冷蔵庫を開けるようにすることです。
よくある例として、
「冷蔵庫を開けたけど、自分が取りたいものがどこにあるのかわからない!」
そうすると、探している間ドアが開けっ放し状態になります。
また、「冷蔵庫を開けてから何を食べるか考える」となると、
その間も冷蔵庫のドアを開けっ放し状態にしておくことになります。
なので、ドアの開閉の回数を減らすためにも、
食材が取り出しやすいように冷蔵庫の中を整理整頓しておく、
何を食べるか考えてからドアを開けるようにしましょう。
その他にも冷蔵庫の電気代を節約する方法があります。
温度設定の調節をすること
季節に合わせて設定温度を変えるだけで、
年間で約1500円程度節電することができます。
冷蔵庫内の目安の温度は次の通りです。
・野菜室 約5~7℃
・冷蔵庫 約1~5℃
・チルド室 約0℃前後
・冷凍庫 約-18℃前後
設定温度を「強」から「中」に変えただけでも節約することができます!
冷蔵庫の中に物を入れすぎない
確かに冷蔵庫は物がたくさん入って便利ではありますが、
食品を入れすぎると冷蔵庫内の空気循環が悪化します。
そうすると無駄な消費電力が増えます。
食品を入れすぎることで、取り出したいものを探すのに時間がかかり、
ドアを開けている時間が長くなります。
そのため電気代がかかります。
熱いまま冷蔵庫に入れない
食品を熱いまま冷蔵庫の中に入れると、
冷蔵庫内の温度が上がります。
冷蔵庫は中の温度を保つために冷却作業を行っているため、
電力を消費してしまいます。
そのため電気代がかかってしまいます。
電気代を節約するためには、日々の積み重ねが大事です。
冷蔵庫のコンセントの抜き差しは節電に効果ある?
ずっと電源を入れっぱなしの冷蔵庫。
冷蔵庫のコンセントを抜いたら、節電することが出来るのか?
気なる人もいると思います。
しかし冒頭でも述べましたが、
冷蔵庫のコンセントを抜いても節電にはなりません。
何故か?
確かにコンセントを抜けば節電できると思います。
しかし電化製品によっては、コンセントを抜くと逆効果になるものがあります。
冷蔵庫がその最たる例です。
冷蔵庫の場合は、コンセントを抜いてまた電源を入れる時に、
電力消費が大きくなります!
これを繰り返すとかえって電気代が高くなってしまいます。
そのため、冷蔵庫の場合はコンセントを抜いても節電にならないです。
まとめ
冷蔵庫の開け閉めの回数を減らすことで節電することができます。
それを実現するためには、冷蔵庫の中を整理整頓しておきましょう。
また冷蔵庫を開ける前に、
何を食べるのか考えてから開けるようにしましょう。
そうすることで、開け閉めの回数を減らせて節電につながります。
そして冷蔵庫の中に何が入っているのか、
把握しておくことも節電につながります。
冷蔵庫のコンセントについては抜いても節電にはなりません。
使わない時は抜いて、使う時に差し込むとなると、
冷蔵庫の場合はかえって逆効果になります。
大変だと思いますが、節電できるように頑張りましょう!
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