逆さにして戻すと、雪が降っているかのような
幻想的な雰囲気のスノードーム。
私は凝ったデザインのものや、クリスマスシーズンなんかに、
好みのものに出会うと手に取り、ついつい購入してしまいます。
そんな素敵なスノードームですが、
時間が経つと、どうしても中の液体が濁ってしまいます。
「もう捨てたいな」と考える事もありますね。
では、どんなふうに捨てたらいいのか、
色んな材料で作られているので、少し迷ってしまいますね。
そんな時の解決方法、捨て方についてですが、
まず、中の液体を出します。
スノードームの中の液体は、水や洗剤なので、
小さい子供が口にしない限り、特に危険なものではありません。
そのまま触ったりしても、大丈夫ですよ!
家庭の排水溝に捨てても全く問題はありませんので、
中身を捨ててから、ガラスの部分とそれ以外の部分に分解します。
スノードームは、プラスチックやガラスなどが使われています。
それぞれの分別日に捨てます。
市町村によっては、燃えないゴミで捨てられるところもありますので、
その場合はそのまま捨てる事も可能です。
それではスノードームについて詳しく見ていきましょう。
スノードームの中身の液体は危険?
市販のスノードームに、何が入っているのかが分かると、
捨て方も分かりやすいですね。
スノードームの中に入っている液体は、
大きく分けると下記のようになります。
【水・精製水】
【グリセリン】
【液体のり・洗濯のり・食器用洗剤】
なんとなく、どんなものなのか想像つくものが多いですが、
少し聞き慣れないものもありますね。
例えば、精製水は水と何が違うのでしょう。
精製水とは、純度の高い水になります。
水道水は飲み水にするには安全ですが、まだ不純物が入っています。
なので、水道水を
・蒸留
・イオン交換
・ろか
・逆浸透
などを行い、不純物やミネラル成分、
微生物を取り除いた水を精製水と言います。
取り除く方法によって、使用目的は変わってきますが、
医療分野や半導体の製造でも使われるものになります。
身近なものだと、コンタクトレンズの洗浄剤や保存液に使われたり、
化粧水などに多く使われている、とても身近なものなんですよ。
次にグリセリンも、何か少しわかりにくいですね。
グリセリンは吸水性に優れている、アルコールの一種になります。
軟膏や化粧水、クリームなどに使われます。
子供が熱を出すと使うことの多い、座薬にも入っているものになります。
このように見ていくと、小さい子供が舐めたりしてしまうのは危険ですが、
スノードームの中の液体を触ったり、
排水溝に捨てるのは問題ない事がわかりますね。
スノードームの中の水が濁ってきたら寿命
市販のスノードームは、グリセリンが入っていることで、
水が腐りにくく濁らないようになっています。
ですが、長い時間が経つと段々と濁ってきます。
原因は、土台の部分との接着面が劣化したり、
ドームの部分にヒビが入ったりすることによります。
それ以外にも、高温の場所に置いておくと、
接着面が溶けたり劣化しやすいです。
ですから、そこから空気が入り濁ってきてしまいます。
飾っておく場合は、直射日光が当たらない場所に飾りましょう。
クリスマスや季節もので、その時期以外はしまっておく場合は、
高温多湿になりやすい場所を避けてください。
それが長持ちの秘訣になります。
また、中の液体を交換できるものもあります。
中の液体は、水と液体のりなど
自宅にあるものでも簡単に作る事ができます。
なので、中の液体を交換できるものであれば、
挑戦してみるのもいいかもしれません。
濁ってしまうと、見た目の美しさは見劣りしてしまいますが、
危険なわけではないので、寿命というわけではありません。
思い出の詰まったスノードームなら、慌てて捨てる必要はありません。
スノードームの正しい捨て方は?
ここまでスノードームの液体について詳しく見てきました。
それを踏まえて、どのように捨てるのかをご説明していきます。
まず、中の液体を排水溝に流します。
ガラスやプラスチックは分類して捨てます。
それ以外は、そのまま「燃えないゴミの日」に
捨てる事ができる市町村もあります。
住んでいる市町村の「ゴミの捨て方、スノードーム」で検索しましょう。
分からなければ「市町村 ゴミ 分別 問い合わせ」と検索すれば、
コールセンターや対応部署の電話番号が出ます。
そちらに問い合わせてから捨てましょう。
そして、どのような捨て方でも、気をつけたい点が一つあります。
それはドームの部分がガラスの場合には、必ず新聞紙に包み、
他の燃えないゴミとは別々にしてからビニールに入れます。
そして、ビニール袋に
「ワレモノ危険!」
と書いてから、指定のゴミ置き場に出しましょう。
このようにして捨てれば、ゴミを収集してくれる方達が
ガラスで怪我をしてしまうのを防げますね。
まとめ
スノードームの中の液体は、
水やグリセリンに液体のりなどを使用したものです。
小さな子供が舐めたりでもしない限り、何の問題もありません。
中の液体が濁った場合は、開け閉めできるものでしたら、
水と液体のりで、スノードームの液体を作り交換することもできます。
新しく交換するのが難しいようならば、見劣りはしてしまいますが、
そのまま置いておいても全く問題はありません。
濁る原因は、直射日光にあたったりして高温になることで、
土台との接続部分が劣化したり、
ドーム部分にヒビが入ることで、空気が入ることになります。
直射日光を避けて、あまり熱くなりすぎない場所に保管するのが、
スノードームが長持ちする秘訣になりますね。
それでも濁ってしまったり、捨ててしまいたいと考えている場合は、
中の液体は家庭の排水溝に捨ててしまいましょう。
その後で、ガラスの部分とそれ以外で分類して捨てます。
燃えないゴミとして、そのままの形で捨てる事が可能な市町村もあります。
住んでいる市町村によって違いますので、
キチンと確認してから捨てましょうね。
最後にガラスでできているスノードームを捨てるときには、
必ず新聞紙に包み、他のものと別の袋に入れて
大きく「ワレモノ危険!」と書いてから捨ててください。
ごみ収集の方がケガをしないように配慮して、
スノードームを適切に捨てたいですね。
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