大根の葉は、あく抜きの必要があります。
その理由は、摂りすぎると身体によくないシュウ酸とい物質が含まれているからです。
また、大根の葉には、農薬とトゲが付いていて危険です。
大根の葉のトゲはチクチクして痛いので、農薬同様食べると危険です。
この記事では、大根の葉のあく抜きの方法と、チクチクしたトゲの処理の方法を紹介しています。
続きを確認して、大根の葉を安全に食べてくださいね!
大根の葉、あく抜きしないと危険?注意点を解説
大根の葉には、シュウ酸と呼ばれる成分が含まれています。
このシュウ酸は、尿路結石や腎臓結石の発生原因となり得るものです。
大根の葉をそのまま摂取すると、そのリスクが上昇する可能性があり危険です。
なので、あく抜きを行いシュウ酸を取り除きます。
そうすれば、シュウ酸によるリスクを大幅に低減させることが可能です。
以下は、大根の葉のあく抜き手順です。
1.大根の葉をよく洗い、都合のいい大きさに切ります。
2.十分な湯を沸かし、適量の塩を加えます。
3.沸騰した湯に大根の葉を加え、2〜3分茹でます。
4.茹で上がったら、直ちに冷水にさらし、水気を切ります。
この手順により、大根の葉のシュウ酸を約80%取り除くことができます。
ただし、あく抜きに際しては以下の点に注意する必要があります。
・大根の葉の量が多い場合は、茹でる時間を長めにとる
・冷やす際には、少なくとも10分以上かける
・茹で上がった大根の葉は、なるべく早く食べる
これらに注意して、大根の葉を安全に食べてくださいね。
大根の葉はチクチク痛い!トゲ処理の注意点
大根の葉には、シュウ酸以外にも気を付けるべき点が2つあります。
それは、農薬と葉に付いたトゲです。
葉っぱの部分には農薬が付いています。
まずはよく洗い農薬を洗い流しましょう。
その際に危険なのが、トゲです。
大根の葉には、葉脈に沿ってトゲがあります。
このトゲは、細くて鋭く、素手で触るとチクチクと痛みます。
トゲ処理をする際には、以下の点に注意しましょう。
・手袋を着用する
・トゲを根元から切り取る
・トゲが残っていないか、よく確認する
手袋を着用することで、トゲによるケガを防ぐことができます。
また、トゲを根元から切り取ることで、トゲが残りにくくなります。
トゲが残っていないか、よく確認することで、安心して食べることができます。
具体的なトゲ処理の方法は、以下のとおりです。
1.大根の葉を水でよく洗う
2.トゲが生えている葉脈の部分を、包丁で根元から切り取る
3.切り取った部分をよく洗い、トゲが残っていないか確認する。
また、トゲ処理をする前に、大根の葉を塩でもんでおくと、トゲが柔らかくなって取りやすくなります。
そこで葉っぱ付きの大根を購入した時には、すぐに葉っぱの部分を切り落とし、塩で軽く揉んでおくと良いですね。
そうすることで、大根の葉っぱのトゲトゲがなくなり、食べた時のエグミも取り除くこともできます。
それにアク抜きをした時に、大根の葉っぱにある豊富な栄養素が逃げるのを、防ぐ事もできますよ。
一石二鳥以上に良いところが多くあるので、ぜひ塩揉みをしてから大根の葉っぱを使いましょう。
大根の葉を使ったレシピ!人気の子供が喜ぶ料理は?
大根の葉のあく抜きの方法と、農薬とトゲの処理の仕方を見てきました。
安全に下処理をしたら、家族にも食べてもらいたいですね。
そこで一押しの、おいしいレシピをご紹介しましょう。
大根の葉っぱと、挽肉を使ったふりかけレシピです。
大根の葉っぱえを細かく刻み、挽肉をごま油で炒めます。
お肉を炒めたら大根の葉っぱを入れて、醤油とみりんで味付けをして、水分を飛ばせば出来上がります。
白胡麻を入れて栄養価を高めたり、大人が食べるのであれば、輪切りの唐辛子を加えるなど、お好みの味にアレンジしやすいレシピになります。
お酒のつまみにも良い味付けになり、油揚げの間に挟んでサッと焼けば立派な一品になりますよ。
忙しい時は、こちらを作り置きしておけば、ご飯に混ぜておにぎりにするだけで済みます。
豊富な栄養素が含まれた野菜と、タンパク質に炭水化物を手軽に取ることができます。
調理時間がかからず、子供も食べやすい一品ですよ!
大根は煮物にしたり、生で食べたりと使い勝手も良く、お値段も手頃なので、ご家庭で料理をするのには良い野菜ですね。
葉っぱがついたまま売られていることもありますが、その葉っぱはどうしてますか?
切って捨ててしまったりしていませんか?
大根の葉っぱには、ビタミンCや葉酸など、豊富な栄養素が含まれています。
捨てずにぜひ美味しく食べてくださいね!
まとめ
大根の葉はシュウ酸を含んでおり、あく抜きが必要です。
シュウ酸は尿路結石や腎臓結石の原因となります。
また、農薬とトゲも注意が必要で、トゲは手袋を使って処理します。
あく抜き手順やトゲの処理方法、美味しいレシピなどをご紹介しました。
手順と注意点を守りながら、大根の葉を無駄なく安全に利用しましょう。
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