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年末の大掃除をやってはいけない日があるって本当?いつやるべき?


気付くともう年末、やらなければいけないことが盛り沢山だけど、
大掃除ができないまま年の瀬・・・なんて人も多いのでは?

大掃除は換気扇や水回りなども含め、
なんとなく見て見ぬ振りをしていた場所も、
掃除をしなければいけないので大変ですね。

この年末の大掃除ですが、

「してはいけない日がある」

聞いたことはあっても、いつなのかを知っている人は意外にいません。
そんな日があるのであれば、なるべく避けたいですよね。

では、その日はいつなのでしょう?

結論から言うと、

やってはいけない日は12月29日・31日、1月1日になります。

そして年末の大掃除の習わしでは、
12月13日に掃除を始めて、28日に終わらせるのが良いとされています。

1月1日は年が明けていますから、良くないのは分かりますが、
12月29日・31日はなぜダメなのか、気になりますよね?

その理由について詳しくご説明していきます。

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年末の大掃除はやってはいけない日がある!

年末の大掃除は、その年のうちに掃除をして、
新年を気持ちよく迎えようと考える人が多いですね。

昔からの習わしでは、家中のスス払い(煤払い)をして、
神様を迎える準備をすることが目的とされ、平安時代から続く習わしです。

その頃は、囲炉裏で火を焚いて生活をしていたので、柱や天井にススが溜まります。
そこで年末の大掃除で、1年間に溜まったススを落とす掃除をしたんですね。

今でも年末のニュースでは、お寺や神社でスス払いをするために、
お坊さんたちが、長いホウキでススを払っている様子が取り上げられたりします。

この光景が年末の大掃除の由来になります。

その昔からの習わしで、大掃除をしてはいけない日があるので、
理由と合わせて見ていきましょう。

まずは12月29日になりますが、この日は9が付くので、
「苦」と読むことから縁起が悪いと言われています。

次に12月31日は新年の前日になり、大掃除をしたり、
その後に正月飾りを飾ることは「一夜飾り」と言われていて、
「取り繕うように急遽行った」という印象になり、よく思われていませんでした。

最後に1月1日ですが新年の初日、元旦ですね。

この日に掃除をしてしまうと、1年の福を掃除して払ってしまうことになるので、
福が逃げてしまい縁起が悪くなってしまいます。

この様な考えから、この日付の日に年末の大掃除をするのは、
避けたほうがいい日と言われています。

他にも、今の考え方に近いものでは、
「大晦日や元旦は家族みんなでゆっくりと過ごせるように」という考えから、

・12月29日
・12月31日
・1月1日

この3日間は、大掃除をしない方が良いと言われている説もあります。

年末の大掃除はいつからいつまでにやるべき?

先ほどは、年末の大掃除を避けた方が良い日を見ていきました。

では、年末の大掃除を始めるのに良い日と、
いつまでに終わらせるのが望ましいのかを見ていきます。

まず、大掃除を始める日は、12月13日です。

この日に年末の大掃除や、
新年に向けた準備をすると、縁起がいいと言われています。

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その理由は、江戸時代に12月13日をスス払いの日と決められたことが、
今の年末の大掃除の由来となっているからです。

古くからの習わしを尊重するなら、12月13日に年末の大掃除をはじめ、
28日に終わらせるのが良いですね。

ですが、今は共働きの家庭も多く、まとまった時間が取りにくいことや、
生活スタイルもかなり変わってきています。

ですから、無理のない範囲で家族みんなが気持ちよく
新年を迎えられたらいいとも思います。

年末の大掃除をしないとどうなる?


年末の大掃除をする時期と、避けた方が良い日を見てきましたが、
そもそも、年末の大掃除をしないとどうなるのでしょうか。

元旦には1年の福徳を司る歳神様がいて、
その神様が、元旦に訪れるという信仰が古くからあります。

その神様は五穀豊穣の神様で、
高い山から降りてくると考えられていました。

今でも正月飾りに門松を飾るのはその神様が迷わないように、
「ここから来てください」という目印の役割になります。

なので、大掃除をしないと、
神様を迎えられなくなる、ということになりますね。

ちなみにその神様は神道の神様ですが、
実際に信仰している人はどのくらいいるのでしょうか。

古くからの習わしから、なんとなく掃除をしている方も多いかもしれませんね。

もし寒い中、大掃除を出来るだけしたくないと考えている方がいるなら、
玄関だけでも、キレイにしておくとよいでしょう。

大掃除の定番キッチンの掃除ですが、
油汚れは、寒い時よりも暖かい時期の方が、キレイにするには効率がいいです。

他にも、窓拭きや使わない押し入れの中の掃除は暖かくて、
天候がいい時期の方が進めやすかったりします。

効率よく掃除をしたいと考える方や、ライフスタイルに合わせて、
年末に大掃除をしない家庭も増えています。

古くからの習わしも大切ですが、
新年を家族みんなが気持ちよく迎えられたらいいですよね。

ちなみに我が家は、年末年始を家で過ごすときは、
冷蔵庫をフル活用したいので、冷蔵庫だけ掃除をしますが、

基本的には年末の大掃除としての掃除は特にしていません。

まとめ

年末の大掃除は平安時代のスス払いから来ており、
新年に神様を迎えるための準備となります。

大掃除をするなら、昔からの習わしを重んじて、
12月29日は「苦」がついて縁起が悪い、

31日だと「取り繕った様に急遽行った」みたいでよくない、、
1月1日は、新年の福も掃除で払ってしまい、逃げてしまうのでよくない、

と言われているので、その日を避けて行った方が良いですね。

大掃除を始める時期は、12月13日が縁起がいいと言われています。

ですので、その日から28日までに終わらせるのが理想的になります。

今は昔と違いライフスタイルも変化しました。
年末にまとまった時間が取れなかったり、

家族で帰省や旅行に行く家庭もあると思います。

古くからの習わしも大切にしたいですが、

新年を家族が気持ちよく迎えることができるのなら、
それが1番良いのではないでしょうか。

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