今回は、私たちの食生活に欠かせない「塩」についての話。
特に、健康志向の方々の間で注目されている「伯方の塩」に焦点を当ててみたいと思います。
この塩、実はちょっとした誤解があるんですよ。
伯方の塩について語るとき、よく耳にするのが「体に悪い」という話。
でも、実際のところ、それって本当でしょうか?
私たちが日々耳にする情報の中には、誤解や誇張されたものも少なくありません。
そこで今回は、伯方の塩がなぜそのように言われているのか、そして、実際にはどうなのかを、一緒に探ってみましょう。
体にいい塩ランキングについてもご紹介していますので、気になる方は続きをチェックしてくださいね!
伯方の塩が体に悪いと言われるその根拠とは?
伯方の塩について、科学的な根拠と健康への影響の側面から、真実をチェックしていきましょう。
科学的根拠に基づく伯方の塩の分析
続いては、ちょっとした科学の話に触れてみましょう。
伯方の塩が体に悪いと言われる根拠は、一体どこから来ているのでしょうか?
実は、この話には大きく二つの側面があります。
一つは塩分「摂取量の問題」、もう一つは「塩の種類や質」に関することです。
科学的に見ると、私たちの体にとって塩分は必要不可欠なミネラルです。
しかし、それが過剰になると、高血圧をはじめとする様々な健康問題を引き起こすリスクが高まります。
そして、伯方の塩に限らず、どんな塩でもこのリスクは変わりません。
大切なのは、「量」なんですね。
では、伯方の塩は他の塩とどう違うのでしょう?
伯方の塩は、海水から作られる自然海塩の一種で、ミネラルを豊富に含んでいます。
これが、他の加工塩と比較して特に健康に良いとされるゆえんです。
しかし、豊富なミネラルが直接健康への大きな利益をもたらすわけではなく、やはり摂取量が鍵を握っています。
伯方の塩と他の塩の比較:成分と健康への影響
さて、伯方の塩と他の塩、たとえば精製塩や岩塩との違いをもう少し詳しく見てみましょう。
前述したように、伯方の塩は自然海塩であり、ミネラルを豊富に含む点が大きな特徴です。
一方、市販の精製塩は、ほとんどがナトリウムクロリドのみで、ミネラル分はほとんど除去されています。
このミネラルの違いが健康にどう影響するかというと、正直なところ、一概には言えません。
ミネラルが多いからといって、それがすべての人にとって明確な健康メリットをもたらすわけではないのです。
しかし、食生活全体を見たとき、ミネラルバランスを考慮することは大切です。
そういう意味で、伯方の塩は健康的な選択肢の一つと言えるでしょう。
ミスリーディングな情報の訂正:伯方の塩に関する真実
最後に、伯方の塩に関する間違った情報を訂正しておきましょう。
よくある誤解の一つが、「伯方の塩は体に悪い」というものですが、これは塩分摂取の適切な量を守れば、特に問題となることはありません。
実際、伯方の塩を含む自然海塩は、適量であれば健康的な食生活に役立つことができます。
言い換えれば、伯方の塩が体に悪いわけではなく、塩分の摂り過ぎが問題なのです。
この点を正しく理解し、バランスの良い食生活を心がけることが重要です。
体にいい塩ランキング!
塩に関する「体にいい」ランキングを提供するのは難しいです。
なぜなら、塩の種類によって含まれるミネラルや製造方法が異なり、それぞれ独自の健康面での利点があるからです。
ここでは、よく知られているいくつかの天然塩の種類と特徴、オススメを紹介します。
なお、塩はどの種類でも過剰摂取は避けるべきですが、ミネラルの豊富さや製造方法による差異を考慮すると、一部の天然塩は特に注目されています。
1. ヒマラヤ岩塩
特徴: ピンク色が特徴的で、パキスタンのヒマラヤ山脈から採取されます。鉄分をはじめとする80種類以上のミネラルを含んでいるとされ、その微量ミネラルが健康に良い影響を与えると言われています。
2. 海塩(天日塩)
特徴: 海水を自然乾燥させて作られ、精製されていないため、カリウムやマグネシウムなどのミネラルを含んでいます。特に、瀬戸内海やフランスのゲランド塩など特定地域で採取されたものは品質が高いと評価されています。
3. ゲランド塩
特徴: フランスのブルターニュ地方で採取される海塩で、手作業で収穫されます。天日乾燥させているため、自然なミネラルを豊富に含みます。
4. クリスタル塩
特徴: 地下深くに存在する岩塩のことで、ヒマラヤ岩塩もこの一種です。化学的な汚染から守られた環境で形成されたため、純度が高いとされています。
5. 塩田の塩
特徴: 朝鮮半島の南西の黄海に浮かぶ島に、昔ながらの塩田があります。 この塩田は土の栄養をたっぷりと含んでいます。 この場所は世界的にも数えるほどしか残っていない大変に貴重な塩田だと言われています。
これらの天然塩は、一般的なテーブルソルト(精製塩)と比べてミネラルが豊富で、それぞれ独特の風味があります。
しかし、どの塩もナトリウムを含むため、摂取量の管理は重要です。
また、ミネラルの含有量や種類が健康に及ぼす具体的な影響については、まだ完全には明らかになっていない側面もありますので、それぞれの塩の特性を理解した上で適切に使用することが推奨されます。
天然塩にはどんな種類があるのか?
あなたは塩について考えたり、意識したりしたことはありますか?
人間にとって塩はとても大事です。
私達の汗、涙、鼻水ってしょっぱいですよね?
人間にとって塩はとても関わりの深いものです。
塩を変えることによって、体質改善、体調が良くなったりします。
そんな塩ですから、どのような塩を使うかは、非常に重要です。
なかでも積極的に使っていきたいのは、天然の塩です。
天然塩は、加工も添加もいっさいされていません。
自然塩と呼ばれることもあります。
天然の塩は大きく分けて3種類あります。
詳しく紹介していきます。
天日塩
天日塩は「天日海水塩」とも呼ばれたりもします。
ご想像のとおり、海水をくみ上げて太陽光や風で乾かして作ります。
今の様な技術がない大昔から、塩を得るために使われた方法です。
地球上には、何もしなくても自然に条件が揃っていて、すでに塩が大量に発生している場所がいつくかあります。
岩塩
岩塩は、地球の地殻変動で陸地に取り残された海水が、乾いて残ったものです。
地殻変動で隆起して、現在では山の岩石に含まれたりします。
岩塩は、なめるとタマゴのような、硫黄臭がします。
岩のような塊になったもを見ると圧巻です。
ホントに岩のようで「岩塩」って感じです。
血のような紅色やピンク色したものまで様相はさまざまです。
湖塩
地殻変動が原因なのは岩塩といっしょで、湖塩の場合は、海水の成分が湖に入り込んだものです。
湖塩は日本では得ることはできません。
高濃度の塩分量で有名な死海などで生産されます。
希少性が高い塩です。
イスラエル、ボリビアなどが有名ですね。
焼き塩は体に悪い?
焼き塩は、塩を高温で加熱(焼く)することによって作られる塩です。
この加熱プロセスにより、塩の水分が蒸発し、細かい粒子の乾燥した塩が得られます。
焼き塩が体に悪いという直接的な研究結果や科学的な根拠はないですが、一般的に食塩の摂取量が過多になることは健康上のリスクを高めるとされています。
高血圧や心臓病、脳卒中のリスク増加といった問題が指摘されており、これらは過剰な塩分摂取と関連があります。
焼き塩自体が特別に健康に悪いわけではなく、問題は塩分の摂取量にあります。
料理の味付けに焼き塩を使う場合でも、全体の塩分摂取量を日本人の推奨摂取量(1日あたり男性で7.5g未満、女性で6.5g未満)を超えないように注意することが重要です。
また、焼き塩に限らず、食塩を使用する際は、塩分の摂りすぎに注意し、バランスの取れた食事を心がけることが健康を維持する上で大切です。
食生活全体を見直し、野菜や果物を多く摂るなど、塩分以外の栄養素もバランス良く取り入れることが推奨されます。
伯方の塩と粗塩と焼き塩の違い
伯方の塩、粗塩、焼き塩はいずれも塩の種類であり、製法や特徴が異なります。それぞれの違いについて説明します。
伯方の塩
産地: 伯方の塩は日本の愛媛県伯方島で生産される海塩のことを指します。特に「伯方の塩」はブランド名としても知られ、特定の製法で作られます。
製法: 天日塩と同様に、海水を塩田に引き、太陽の光と風で自然乾燥させて塩を作ります。しかし、伯方の塩は独自の製法で精製され、特に純度が高く、ミネラルを豊富に含んでいることが特徴です。
粗塩
特徴: 粗塩はその名の通り、粒が大きめの塩です。精製度合いによって異なるが、一般には天日塩や岩塩が粗塩に分類されることが多いです。
用途: 粗塩はピクルスや塩漬けなど、食材の水分を抜く調理法や、焼き物の下味付けに適しています。粒が大きいため、解けるのに時間がかかり、食材に直接触れる面積が少なくなるため、塩味が強くなりすぎず、風味を楽しむことができます。
焼き塩
製法: 焼き塩は、塩を高温で加熱(焼く)することによって作られます。この加熱処理により、塩の水分が飛び、塩自体が乾燥し、微細な粒状になります。
特徴: 焼き塩は加熱によって塩の結晶構造が変わり、味がまろやかになるとされています。また、水分が少なくなるため、保存性が高まります。
これらの塩は、それぞれ特有の風味や用途があります。
伯方の塩は純度が高く、ミネラルを豊富に含むことから高級料理やドレッシングなどに使われることがあります。
粗塩は漬物や焼き物に適しており、焼き塩はそのまろやかな味わいで様々な料理に使われます。
使用する塩の種類によって料理の風味や仕上がりが変わるため、目的に合わせて選ぶことが大切です。
再生加工塩は体に悪い?
再生加工塩は、工業用の塩から不純物を除去し、人間が食用可能な塩に再加工したものです。
このプロセスでは、高度な精製技術を用いて、塩以外の成分を取り除きます。
再生加工塩に対する健康への影響は、その製造プロセスと含まれる成分に大きく依存します。
再生加工塩の安全性
再生加工塩の安全性は、その製造プロセスと厳格な品質管理によって保証されるべきです。
適切に製造され、食品安全基準に適合している場合、再生加工塩は安全に消費できると考えられています。
しかし、不純物の除去が不十分であったり、製造過程での汚染がある場合は、健康リスクを引き起こす可能性があります。
健康への懸念
一般に、塩分の過剰な摂取は高血圧や心臓病、脳卒中などのリスクを高めるとされています。
再生加工塩であっても、これらの健康リスクは変わりません。
したがって、問題は再生加工塩そのものの安全性よりも、日常的な食生活における塩分の総摂取量にあると言えます。
摂取量の管理
再生加工塩でも天然の海塩や岩塩でも、重要なのは適切な量を摂取することです。
日本の健康推奨ガイドラインでは、成人の1日あたりの塩分摂取量を7.5グラム未満(女性は6.5グラム未満)としています。
健康的な食生活を維持するためには、これらの推奨値を守り、全体的な食事のバランスを考慮することが大切です。
結論
再生加工塩が直接的に体に悪いという証拠は特にありませんが、塩分の過剰摂取は健康リスクを高めます。
安全な食品を選ぶためには、信頼できる製品を選び、塩分摂取量を適切に管理することが重要です。
精製塩と天然塩の違いとは?
あなたがよく知っている塩は、食卓塩と言われる化学式NaClで表されるナトリウムの塩化物です。
これとは違い、昔から自然塩というものがあります。
これは1971年に法律によって、塩田による伝統的な自然塩の製法が廃止されて、イオン交換膜製塩法っていう科学的な工業製法に変えられました。
この方法では熱を使っているので、ミネラル分がほとんど抜けてしまいます。
この1971年〜1997年までの26年間、多くの人は、塩からのミネラル分をほとんどとれなくなってしまいました。
これが原因でミネラル不足が生じて、病気などが増えたと言われています。
この塩の自由化がされた今でも、ミネラルが抜けた塩がほとんどです。
本来の自然塩、この自然塩というものには、ミネラルが相当たくさん含まれています。
どらくらいかと言うと、多いものだと70種類くらいの栄養成分が含まれています。
例えば、
・ナトリウム
・塩素
・カルシウム
・マグネシウム
・硫酸イオン
・カリウム
・臭素
・ストロンチウム
・ホウ素
・フッ素
・鉄
・ケイ素
・亜鉛
・リチウム
・ヨウ素
・モリブデン
・総クロム
・ニッケル
・銅
・バリウム
・マンガン
などです。
中には、体に悪そなものもありますが、こういったものも微量ですが、人間の体には必要な成分になります。
どうですか?
沢山の栄養成分に驚いたんではないでしょうか?
しかし、熱を加えることによって、これらの栄養成分がほとんど抜けてしまうのです。
塩の製法の種類によってミネラル分がほとんど失われる?
現代の法律を考えた熱を加えて作る塩の作り方だと、ほとんどの栄養素が抜けてしまいます。
しかし、自然界のバランスがとれた塩をとることによって、私達の体もこれまで以上に体質がよくなったりとか、体質改善するのです。
次に、栄養成分が相当入った自然塩の作り方と、食卓塩の作り方の製法の違いについて見ていきたいと思います。
まず、自然塩の作り方について解説していきます。
海はミネラルの宝庫ですが、海は底の方が栄養があると言われています。
それをどうやって取り出すかというと、月の引力によって海は満ち引きをします。
で、その月の引力によって満潮になったとき、底の方がたくさん上がってきます。
その海水を塩田というところにに蓄えておきます。
その塩田を栄養分が沢山はいった海水で満たします。
この塩田の底には陶器が敷き詰められています。
これは太陽からの輻射熱が受けやすいためです。
これを自然の太陽と、自然の風で少しずつ少しずつ自然に乾燥させていきます。
そうすると海水が凝縮されていきます。
その塩田で太陽と風だけで乾燥させ続けた塩っていうのは、3ヶ月の時間をかけて濃縮されます。
そして、ゆっくりゆっくり人の手によって集められていきます。
そこから蒸露っていうのをかけて1年熟成させます。
かなり長い時間です。
この塩が持っている微生物で、発酵を促して味を安定させます。
こうして出来たのが非加熱で出来た自然塩です。
とても手間がかかるし、時間もかかってしまいます。
続いて、安いほうの食卓塩の作り方ですが、手間と時間がかかったりするのをスキップするために、熱をくわえて作ります。
こういった感じで熱を加えることによって、ミネラル分がほとんど飛んでしまします。
塩の選び方改善は健康改善におすすめ!
精製塩って何でしょう?
精製塩とは、電気分解によって塩化ナトリウムを99%以上含んだ塩のことです。
伯方の塩は、塩化ナトリウム95.25g含んでいます。
精製塩は見分け方があります。
一番簡単な方法を紹介すると、塩のパッケージで、
「工程:イオン膜」
これが記してあれば精製された塩ということです。
イオン膜というのは、電気分解しているものになります。
電気分解した塩は、塩化ナトリウムが多くなってしまうので、天然と言えなくなります。
さらに、天然の塩って何でしょう?
ご想像のとおり、ほとんどがミネラルを多く含んでいます。
この「ほとんど」がポイントで、天然塩にも色々あります。
ちなみに、私が愛用している「キパワーソルト」は、100gあたり、ナトリウム37.9gです。
「還元力」を兼ね備えた、すごいソルトです。
どうせ使うなら、このようにエネルギーの高い塩を使いたいですよね。
あなたは今までに、
「塩の改善は健康改善」
こういった事を考えたことがないと思います。
今の現実っていうのが自然塩でなくて食卓塩なので、私達は大切なミネラル分が全然とれていません。
この自然塩ってすごく手間がかかっていて、沢山のミネラル分が入っていることが分かったと思います。
栄養が足りないと思った時はサプリメントをとるというのも良いと思いますが…。
薬に例えると、病気になりましたとか、風邪ひきましたとか、ここ痛いですとか、あそこ痛いですとかいう人が、例えば、普段食べてる物がめちゃくちゃ、タバコ吸う、酒飲む、ストレス貯めているという人、薬飲んでも良くなりませんよね?
病気になるのを予防するために、ライフスタイルを改善する必要があります。
食生活改善して、ストレス溜まらないようにして、生活習慣を正して、睡眠時間をしっかり確保する必要があります。
それなのに、体操やったり、サプリメント飲んだりしても、根本が整っていなければ何の意味もないのです。
その‶元"を正すための一つの方法として、良い自然塩をとるというのは、とても良いのではないでしょうか?
毎日食べる塩、人間の原点でもある塩、あなともこういったものをもう一度見直してみてはいかがでしょうか?
塩を変えるだけで体質が改善したという声はたくさん聞きます。
食事もすごく大事だと思いますが、まず簡単に変えられる人間の原点とも言えるこの塩を、見直すっていうことをぜひこの機会に取り入れてみると良いと思います。
塩を選ぶ時は、非加熱の天然のものを選んでください。
自分の体質に合うものを試してみて選ぶといいと思います。
まとめ:伯方の塩とバランスの取れた食生活
今回は、「伯方の塩が体に悪い」という誤解を解き明かし、実際には適切な量を守れば、伯方の塩も健康的な食生活の一部となり得ることをお伝えしました。
大切なのは、塩分を含むすべての食品をバランス良く摂取すること。
そして、食生活全体を通じて、健康を意識することです。
伯方の塩をはじめとした様々な種類の塩を上手に取り入れながら、毎日の食生活をより豊かに、そして健康的にしていきましょう。
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