釣りが好きな方、これから始めようとしている方、
あなたは堤防派ですか?それとも磯まで行く派ですか?
もしいずれか、あるいは両方へ釣りに行くのであれば、
しっかりと対策をする必要があります。
なぜならば、そこにはあの吸血昆虫
ヌカカ
ブヨ
この2種類の生物が住み家としているからなんです。
ブヨは聞いたことがあるかもですが、
ヌカカってあまり知られていません。
私も釣りを始めて刺されるまでは知りませんでした。
刺されると大変なことになります。
後悔と、傷のシミ跡が残ります。
ですから、しっかりと対策をする必要があります。
今回はそのヌカカとブヨとは一体何なのか?
対策はどうすればいいのかをご紹介していきます。
海での虫刺されにご注意!釣り人は特にご注意を!
アウトドアの虫刺されのイメージは、
草が生い茂った環境をイメージするキャンプやゴルフなどが定番です。
しかし、海でも刺されることがあることは以外に知られていません。
それを知らない初心者の釣り人なんかは、よく被害にあわれるようです。
まだ被害にあわれていない方は、このページにめぐり逢えてラッキーです。
すでに被害にあわれてお調べになっている方は、
このページを参考にしていただき、
次回は万全の対策を施した後、釣りを楽しんでください。
さっそく対策ですが、暑いからといって短パン、半袖などは厳禁です。
なぜならば、虫よけを塗っても完全に防ぐことはできないからです。
ズボンを履いても、靴下とズボンの間のくるぶしを狙って、
刺してくるほど大量に湧いてきます。
しっかりと肌を露出しない対策が必要になります。
そしてハッカ油は塗っても効果ありませんよ!
夏場で暑い時に爽快感だけを発揮してくれます、笑
海での虫刺されに要注意!吸血昆虫ヌカカの対策!
はじめに、ヌカカ対策で効果がなかったものをあげると、
・ハッカ油
・蚊取り線香
・虫よけスプレー
ハッカ油とは、「ハッカソウ」というミントを乾燥させて抽出した植物油のこと。
ブヨ対策では推奨されていたので使用してみたのですが、
ほぼ効果を感じることができませんでした。
続いて効果があった対策は、
・服を露出を防ぐ
・パワー森林香
パワー森林香とは、蚊取り線香のような渦巻き状の線香で、
赤い色をした煙が大量に出るアイテムです。
ただ注意点があって海で使う場合、風の影響を考えて、
自分を囲むようにいくつか炊く必要があると言うことです。
自分が着た服が煙たくなるくらいがちょうどよくて、
ヌカカが寄り付かなくなるのでケチらず多めに炊いてください。
服装は長袖長ズボンで、くるぶしを守るため長めの靴下を履いて、
ズボンと靴下の間に隙間ができないように、縛っておくと安心です。
私の場合は、自転車用の足首ストラップを使って対応しました。
自転車のチェーンでズボンのすそを汚さないようにするアレです。
ヌカカ対策に蚊取り線香は効果なし!
あなたはヌカカってご存知でした?
海の近くだとよく磯に住みついて、釣り人を襲います。
ヌカカについては私自身、かなり痛い思いをさせられたので、
私の体験談をご紹介致します。
それは夏のときでした。釣り経験は長いのですが、
冬の寒い時期をメインに活動していたので、
メンバー全員、始めての夏の磯釣りだったのです。
釣座につき、釣り始めて間もなく、
足のスネあたりが異様にチクチク痒く感じました。
足を確認してみても何もいません。
特に気にせず釣りを続けていると、かゆみが増してきたので、
釣りをストップして足をまじまじ見たところ、
砂のような黒いつぶつぶがいっぱい付いているではないですか!
払い除けた時に、それが虫だったと気づきました。
それほど小さい虫だったのです。
急いで用意していた蚊対策の蚊取り線香を自分を中心に
3箇所トライアングル状に炊いて、
虫よけスプレーをかけて備えました。
しかし釣りを再開してしばらくすると、
また痒いのです。どうやらあまり効果がなかったようです。
日差しが強くなる正午あたりには、
その黒い粒のような虫はすっかり消えていました。
その後は問題なく、夕方の迎えの船が来るまでの間、
釣りを楽しむことができました。
宿で一晩明かし、朝起きて自分の足を見ると、
赤くはなっていませんでしたが、ボコボコ膨らんでいました。
痒みがないので、特にきにせず、帰路につきました。
だいたい、刺されて一日たったくらいから、
赤みを帯びてきて、痒みが出できたのです。
赤みが出てきて刺されているのが、139箇所もあることに愕然としました。
そうこうしている内に痒みがましてきたので、掻いてしまったのです。
そしたら、それが起爆剤になって強烈に腫れあがり、
痒みが他に飛び火して大爆発し、その後は生き地獄でした!汗
あれから1年以上になりすが、シミになった後が数か所未だに残っています。
お医者さんいわく、跡が消えるまで2年ぐらいかな…
とおっしゃっていました。。。苦笑
ヌカカに似た吸血昆虫ブヨはどこにいる?
ヌカカと同様に、吸血昆虫としてブヨというのもいます。
ブヨに関してはご存じの方も多いのではないでしょうか?
雪が降った時以外一年中を通して活動しますが、
特に暑い時期に活発に活動します。
蚊が発生する時期と同じぐらいの時期です。
夏場は比較的気温の低い、朝や夕方などに活発に活動し、
昼間の暑い時間帯はあまり活動しないようです。
ただし、雨が降り湿気が増すと、
時間に関係なく活動しますので、注意が必要です。
キレイな水がある所に多く生息し、
街中などにはほとんど生息していません。
以上がブヨについてです。
ヌカカと同様、刺されると酷い思いをしますので、注意が必要です。
まとめ
基本、ヌカカやブヨが生息し易い場所に近づかないのが一番ですが、
どうしてもそうはいかない時があると思います。
そんな時は、まず、肌の露出をなるべく避けること、
パワー森林香など効果が高いものを
常備するなどして対策する必要があります。
そしてもし刺されてしまったら、なるべく掻かない!
掻いてしまうと、痒さが増大して、腫れがいっこうに引かなくなり、
シミの跡が長い間消えなくなってしまいます。
虫に刺された患部から、毒液を吸い出す器具がありますので、
それを利用するのも効果があります。
ただ我慢はせずに、なるべく早く医者にかかることをおすすめ致します。
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