あなたはこう思ったことはありませんか?
「釣りウェアって洗濯できるの?」
とか、
「洗うと撥水性能って落ちちゃうよね?」
とか思ったことありませんか?
釣りウェアは高価ですし、釣りが終わった後のメンテナンス次第で性能が落ないか心配されている人もいるでしょう。
結論から言うと、手での押し洗いのほか、洗濯機の使用もOKですよ!
ただし注意点があります。
性能を落とさないためには必要なことがいくつかありますので、
正しいお手入れの仕方をご紹介していきます。
釣りウェアって洗濯しても大丈夫?
釣りで使うレインウェアは、使ってそのままにしておくとダメになります。
釣りウェアは洗濯機を使える
洗濯機を使う場合は、洗濯ネットに入れて生地が強くねじれないようにします。
ネットに入れないで洗濯をしてしまうと、防水コーティングの破壊の原因になりますし、
つなぎ目の縫い目からの侵入の原因になります。
釣りウェアといってもピンキリです。
1万円しないものから10万円ぐらいするものまでさまざまです。
高価なものほど防水性に優れ、着心地は快適ですが、
手入れは非常に面倒なのがデメリットです。
軽い汚れであれば、水洗いのみで普通に干せば問題ありません。
撥水が落ちてきた場合には、その素材にあった手入れが必要になります。
注意したいのは柔軟剤を入れないこと。ゴアテックスだと一発でダメになります。
釣りのウェアの洗い方をご紹介
今回はユーザー数が圧倒的に多いゴアテックス素材について、洗い方をご紹介していきます。
長く使えるのがゴアテックスです。
高機能を長く維持していくには日頃の正しい洗濯と、
メンテナンス&ケアが重要です。取扱いには、タグに表示された手順に従ってください。
洗い方の手順は
1.桶などに40度位のぬるま湯をためるて洗剤(ニクワックスなど)を適量いれる。
2ファスナーを全て閉じてからウェアを桶に入れて20分ほど漬け込む
3.お湯が泡立たなくなるまで十分によくすすぐ。
4.水をきって日陰干し
ゴアテックス製品でも、使っていくうちに防水効果が弱まってきます。
洗濯するときに正しい方法で洗濯することによって、
防水機能を回復できるようなお手入れをして、長く使っていきたいですね!
釣りウェアの初期性能を低下させる原因
長く性能を維持するために以下のことに注意しましょう。
着用後は必ず汚れを落とす!放置は性能低下の原因
釣りウェアに多い素材のゴアテックスは、特殊な素材によって雨は通さないけど、
湿気は逃がすという優れた機能を備えています。
この機能は汚れたままにしておくと、徐々に性能が落ちてしまいます
潮や泥でも汚れるけど、内側は人間から出る汗や脂も性能を落とす原因になります。
撥水能力の低下は、防水透湿性にも関係する
レインウェアには、防水・透湿以外に、「撥水(はっすい)」という機能があります。
これはウェアの表面で水を弾く機能のことです。
・撥水加工・・・水をはじく加工
・防水加工・・・水を通さない加工
撥水加工は生地の表面をコーティングし、
水を玉状にしてコロコロとはじく加工のことです。
水を弾く能力が低下すると、防水・透湿の性能にも影響がでてきます。
コーティングはメンテナンス必須です。徐々に劣化するものだからです。
折り目を作ると品質劣化の原因になる
洗濯後の保管方法にも気をつけたいです。
釣り用のレインウェアを小さく畳んで長期間保存するのはNGです。
折り目ができるとそこに過度な負荷が発生して、劣化の原因になります。
バッグに詰めたり、収納する時は折りたたむのではなく、丸めるイメージで!
釣りウェアの防水性能を維持するためのコツ
正しい方法で手入れし保管すれば、長く性能を維持したまま使うことができます。
釣りウェアの防寒着はコインランドリーを使おう!
釣りウェアの防水性能を維持していくためには、
洗濯後の手入れが重要になります。
洗濯して乾かした後、低温であて布をしてアイロンをかけてあげれば防水性能が回復します。
ファスナー周辺など、うまくアイロンがかけにくいところがあると思いますが、
私の場合、ドライヤーで熱をかけて全体にまんべんなく熱が行き届くようにしています。
ポイントは熱をあてることが防水性能を高めるためのコツなので、
家に乾燥機が備え付けられていれば利用すると大変効果的です。
ない場合でも近所にコインランドリーがあれば利用したいですね。
長く使用して熱を加えても防水性のが復活しなくなってしまった場合、
防水加工剤を使用しましょう。
ゴアテックスの場合は、専用のものがありますのでそれを利用して防水性能を回復させましょう。
釣りウェアの保管
釣りウェアを長期保管するときは注意点があります。
その注意点とは、
「折りたたんで袋に入れての保管はNG!」
その理由は、生地の表面には(防水透湿フィルム加工)がなされており、
折り曲げられた状態で長期間保管するとその部分にダメージが残ります。
それを避けるために、ハンガーにかけた状態で保管するようにします。
また、完全に乾燥させた状態で保管しないとカビが出ることがあります。
特に防寒ウエアの場合は、内側がしっかりと乾いているか確認するようにしましょう。
さいごに
ゴアテックスなどの高性能なものは、快適に釣りを楽しむことができます。
防寒性能も非常に優れているものがあります。
しかし、大変高価であり、手入れが面倒ではあります。
ウェアに何万円もかけるなら、
ほかの釣り道具にお金をかけたほうがよいという人も中にはいるでしょう。
そんな方は、安めのレインウェアにインナーで体温調整するのもありだと思います。
レインウェアは汚れてきたり、傷んできたらすぐに買い換えられる物にすれば手間いらずです。
中のインナーは洗濯すればいいだけですからね。
気兼ね無く汚れを気にせず釣りを楽しむスタイルです。
高級の釣りウェアって何かと神経質になりません?
参考になれば幸いです。
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