中学生くらいの育ち盛りだと、朝ごはんをしっかり食べても、
お昼前の午前中にはお腹がすいてしまいます。
なので、授業中に「グ～！」とお腹が鳴り、
恥ずしい思いをした経験がある方もいるでしょう。
こんな時、少しでもお腹が鳴るのを
抑えられる方法があったら良いですよね。
では、その方法とはどんなものか？
まずは、鳴らないようにするための予防法についてです。
お腹が鳴らないようにするためには、
朝ごはんに腹持ちの良いものを、しっかりとゆっくり食べます。
そして、前日の夜ご飯は食べ過ぎないようにすることです。
なぜなら、胃袋が大きく膨れてしまい、
次の日の朝食をいつも通り食べてもお腹が空きやすくなるからです。
そうは言っても、遅刻しそうになったり、
毎日腹持ちの良い朝食を食べれるとは限りませんよね。
なので、お腹が鳴ってしまいそうになった時の、
即効性のある対処法が必要ですよね。
それでは、お腹が鳴らないようにする方法を詳しく見ていきましょう。
お腹が鳴らない方法は？中学生が授業に集中できる空腹対策！
まずは、お腹が鳴ってしまう仕組みについて見てみましょう。
お腹が鳴るのは「空腹期収縮」が原因になります。
これは食べたものが消化されて腸にいくと、
十二指腸から出るホルモンによって、胃壁が波打ちます。
この時に振動を起こし、胃にある空気が
腸に移動することで音が鳴るのです。
ご飯をしっかりと食べてくるのはもちろん大切ですが、
食べ方でも出来るだけお腹が鳴らない方法があります。
まずは、ゆっくりとしっかり噛んで食べましょう。
沢山食べても、ゆっくりよく噛んで食べないと、
空気もたくさん取り込んでしまうため、
お腹が鳴ってしまう原因になります。
同じ理由で熱い飲み物、麺類は避けましょう。
熱いものを食べるときには、
空気もたくさん取り込んで食べてしまいがちです。
こちらもお腹が鳴る原因になりますね。
なので、熱い麺類や飲み物を避けて
ゆっくりしっかりよく噛んで食べましょう。
次に炭酸飲料は飲まない事です。
一瞬お腹が膨れる炭酸飲料ですが、炭酸ガスが入っているので、
お腹の中にガスが溜まってしまい、お腹が鳴る原因になります。
最後に規則正しい生活を送る事も大切です。
成長期の学生にはとても大切な事ですが、
お腹が鳴るのも抑えることができます。
頻繁に間食を取れば一時的に空腹は紛れて、
お腹が鳴るのは防げます。
しかし、胃酸がたくさん出て、体に負担がかかりよくありません。
日頃から規則正しい生活を送るように心がけて、
なるべくお腹が鳴りにくい体を作ることが大切ですね。
このように、日頃の食生活に気をつけていても、
授業中にお腹が鳴りそうになってしまう場合もあります。
それでは次に、お腹が鳴りそうになった場合に、
できる限り鳴らないようにできる方法をみてみましょう。
お腹が鳴る人と鳴らない人の違いってなんなの？
最初に、お腹が鳴る仕組みついてご説明した通り、
誰でも「空腹時収縮」は起こります。
なので、お腹が鳴らない人は、まだお腹が空いていなかった、
胃の中に食べたものが残っているだけになります。
それでは、「今、お腹が鳴りそう！」って時に、
即効性のある対処法を紹介していきます。
まず一つ目は、背中を伸ばしましょう。
背中を伸ばすとお腹の中の空洞が小さくなり、
胃の動きを一時的に止めることができます。
そうすることで、お腹が鳴るのを防ぐことができますよ。
二つ目は、空気を吸ってお腹を膨らませましょう。
空気を吸ってお腹を膨らませることで、
胃が収縮運動することを抑えられます。
腹式呼吸の要領で空気を吸ってみましょう。
三つ目は、背中を叩いてみます。
授業中には難しいかも知れませんが、
背中を叩くことで、胃の中にある空気が腸に流れていきます。
振動させることを防ぎ、空気を腸に送ることができますね。
お腹がならない食べ物で朝食でオススメは？
朝食は手軽に食べる事ができる、パンが好まれます。
ですが、お腹が鳴らないようにするためには、
お米をしっかりと食べましょう。
玄米を入れたものなら、より腹持ちが良くなりますよ。
他にも揚げ物は消化するまで時間がかかるので、
胃腸が強く、育ち盛りの中学生には、たまにはいいですね。
ですが朝から揚げ物は消化に良くないので、
毎日というのは良くないです。
そんな時は納豆や豆腐など、豆類を使ったおかずを食べましょう。
腹持ちが良く消化にも良いです。
それに加えて植物性のタンパク質が豊富なので、
炭水化物をあまり取りたくないと考えている女子にもオススメですよ。
他にも動物性タンパク質では、卵は栄養価が高いのでおすすめです。
卵は、ゆで卵で食べるのが1番腹持ちの良い調理方法になります。
それ以外では、お味噌汁にジャガイモを入れるのも一つの手です。
朝から固形のものを食べるのが苦手という人でも、
お味噌汁なら食べやすいですね。
ジャガイモは、白米より満腹感を感じやすい食材になります。
なので、お味噌汁にジャガイモを入れて食べるだけでも、
随分と腹持ちが違ってきますよ。
もし時間がない場合は、バナナを食べていきましょう。
効率よくエネルギーになり、消化がいいのに、
栄養が豊富で、腹持ちも良い食材になります。
まとめ
お腹が鳴るメカニズムは、胃壁が強く波打ち収縮することで、
胃の中に溜まった食べカスや水分を小腸に押し出す
「空腹時収縮」が起きることによって鳴ります。
なので、お腹が鳴らない人と、鳴る人がいるのではなく、
お腹が鳴らない人は、その時たまたま鳴らない状態ということです。
お腹が鳴らないようにするのには、
朝ごはんのメニューを、パンより玄米の入った白米にして、
ジャガイモの入ったお味噌汁や納豆に豆腐など、
腹持ちが良く消化にいい食材の朝ごはんにしましょう。
時間がない場合は、朝食を食べないのではなく、
お味噌汁だけでも飲んだり、バナナを食べることで、
お腹が鳴るのを防ぐことができます。
できるだけゆっくりよく噛んで食べるようにしましょう。
もし授業中にお腹が鳴ってしまったら、
背中を伸ばしてお腹の中の空洞を減らしたり、
腹式呼吸の要領でお腹を膨らませることで
お腹が鳴るのを防ぐことが可能です！
その時のコツとして、なるべく背筋を伸ばして、
大きく息を吸い込みお腹を膨らませます。
さらに、背中を叩くのも有効な方法になりますよ！
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