刺身を次の日に加熱して使うなら、アジアン風炒め物やメディテラネアンピザなど、斬新なアレンジレシピを試してみませんか?
刺身を加熱するだけでなく、オリーブオイルでさっと炒めたり、香ばしくグリルすることで、まったく新しい料理に生まれ変わります。
具体的なレシピやその他のアイデアが気になる方は、ぜひ記事の続きをご覧ください!
刺身の再利用基本 – 安全な加熱方法
こんにちは!今日は、昨日のパーティーで余ってしまった刺身を美味しく再利用する方法をお教えします。
食品安全は最優先で、だからこそ正しい加熱方法を押さえておくことが大切です。
まずは、刺身を安全に加熱する基本から。
刺身は、一般的に生で食べることを前提に処理されていますが、適切に加熱すれば翌日も安心して楽しめます。
加熱する際のポイントは以下の通りです。
・内部温度の確認: 刺身を加熱するときは、内部温度が75度以上になるよう心掛けましょう。これは食中毒の原因となる菌を死滅させるためです。
・加熱方法: フライパンを使った速い加熱がおすすめ。オリーブオイルをひいて、中火で刺身を両面しっかりと焼きます。オーブンやグリルを使用する場合は、事前に十分に予熱してください。
刺身を次の日に加熱して使う:創意工夫アレンジレシピ
次に、具体的なレシピの紹介です。
ここでは炒め物とグリルの2種類をピックアップ!
刺身の炒め物
刺身の炒め物の材料と手順は次のとおりです。
材料
・刺身(適量)
・にんにく(1片)
・玉ねぎ(1/2個)
・ピーマン(1個)
・醤油(大さじ1)
・みりん(大さじ1)
手順
1.フライパンにオリーブオイルとみじん切りにんにくを熱します。
2.にんにくが香り始めたら、スライスした玉ねぎとピーマンを加え、しんなりするまで炒めます。
3.刺身を一口大に切り、野菜が透明になったらフライパンに加えます。
4.醤油とみりんを加えて、全体に火が通るまでさっと炒めたら完成!
刺身のグリル
刺身のグリルの材料と手順は以下の通りです。
材料
・刺身(適量)
・オリーブオイル(適量)
・塩(少々)
・ブラックペッパー(少々)
手順
1.刺身を一口大に切り、オリーブオイル、塩、ブラックペッパーで味付けします。
2.グリルパンを予熱し、刺身を両面カリッとするまで焼きます。
3.お好みでレモンを絞って召し上がれ!
刺身を次の日に加熱して使う:アジアン風アレンジレシピ
さあ、次はもう少し大胆なレシピに挑戦してみましょう。
アジアン風の刺身のアレンジをご紹介します。
これで普段の食卓がグローバルな味わいに変身しますよ!
タイ風刺身の炒め物
タイ風刺身の炒め物の材料と手順は以下の通りです。
材料
・刺身(適量)
・ナンプラー(大さじ1)
・ライムの汁(1個分)
・赤唐辛子(1本、種を取り除いて細かく切る)
・コリアンダー(適量)
・砂糖(小さじ1/2)
手順
1.刺身を一口大に切ります。
2.フライパンに少量のオイルを熱し、赤唐辛子を炒め香りを出します。
3.刺身を加え、ナンプラー、ライムの汁、砂糖を加えて炒めます。
4.火から下ろす直前に、みじん切りのコリアンダーを散らして完成!
日本の定番、照り焼き刺身
日本の定番、照り焼き刺身の材料と手順は以下の通りです。
材料
・刺身(適量)
・しょうゆ(大さじ2)
・みりん(大さじ2)
・砂糖(大さじ1)
・生姜のすりおろし(小さじ1)
手順
1.刺身を一口大に切ります。
2.小鍋にしょうゆ、みりん、砂糖、生姜を入れ、中火で煮立たせます。
3.ソースが半量に煮詰まったら、刺身を加えてさっと絡めるように炒めます。
4.ソースがカラメル化して刺身に絡まったら完成です。お好みで胡麻を散らしても良いですね。
刺身を次の日に加熱して使う:西洋風アレンジレシピ
西洋のテクニックを使って、刺身をさらに美味しく再利用する方法をご紹介。
これがあれば、どんなゲストも驚かせられること間違いなし!
メディテラネアン風刺身ピザ
メディテラネアン風刺身ピザの材料と手順は次の通りです。
材料
・ピザ生地(1枚)
・刺身(100g)
・黒オリーブ(10個)
・チェリートマト(5個)
・フェタチーズ(50g)
・オリーブオイル
・塩
・黒胡椒
・フレッシュバジル
手順
1.ピザ生地を予熱したオーブンで半焼きします。
2.刺身を薄切りにし、オリーブオイル、塩、黒胡椒でマリネします。
3.半焼きの生地にマリネした刺身、半分に切ったチェリートマト、スライスした黒オリーブ、くずしたフェタチーズをトッピングします。
4.オーブンで素早く焼き上げ、焼き立てのピザに刻んだフレッシュバジルを散らして完成!
刺身と野菜のグリルサラダ
刺身と野菜のグリルサラダの材料と手順は次の通りです。
材料
・刺身(100g)
・アスパラガス(5本)
・赤パプリカ(1/2個)
・レタス(適量)
・オリーブオイル
・塩
・黒胡椒
・バルサミコ酢
手順
1.刺身は一口大に切ります。
2.アスパラガスと赤パプリカは食べやすい長さに切り、オリーブオイルで軽くマリネしてからグリルパンで焼きます。
3.グリルした野菜と刺身をレタスの上に盛り付けます。
4.全体にオリーブオイルとバルサミコ酢をかけ、塩と黒胡椒で味を調えて完成!
刺身を使ったユニークなスープとシチュー
最後に、刺身を使った少し変わったスープやシチューのレシピをご紹介します。
これで寒い日もぽかぽか温まりましょう!
クリーミーな刺身シチュー
クリーミーな刺身シチューの材料と手順は次の通りです。
材料
・刺身(100g)
・玉ねぎ(1/4個)
・人参(1/2本)
・じゃがいも(1個)
・生クリーム(100ml)
・水(500ml)
・コンソメキューブ(1個)
・塩
・黒胡椒
・バター
手順
1.玉ねぎ、人参、じゃがいもを粗く切ります。
2.鍋にバターを溶かし、野菜を軽く炒めてから水を加え、コンソメキューブで味付けします。
3.野菜が柔らかくなったら、一口大に切った刺身を加えます。
4.煮立ったら火を弱め、生クリームを加えて塩と黒胡椒で味を調えます。
5.さらに5分程煮込んで、具材に火が通ったら完成です。温かいパンと一緒にどうぞ!
アジアンスパイスの効いた刺身スープ
アジアンスパイスの効いた刺身スープの材料と手順は次の通りです。
材料
・刺身(100g)
・レモングラス(1本)
・コリアンダー(少々)
・赤唐辛子(1本)
・ココナッツミルク(200ml)
・鶏肉のスープ(500ml)
・魚醤(大さじ1)
・ライムの汁(1個分)
手順
1.レモングラスを叩いて香りを出しやすくし、鍋に鶏肉のスープと一緒に入れます。
2.スープが煮立ったら、細かく切った赤唐辛子、コリアンダーを加えます。
3.ココナッツミルクと魚醤、ライムの汁を加えて味を調えます。
4.最後に刺身を加え、刺身が白くなるまで煮るだけ。エキゾチックな香りと深い味わいのスープが楽しめます!
マグロ刺身の残りは翌日食べても大丈夫?
刺身の残りは消費期限内であれば、翌日に食べても大丈夫ですよ!
購入時、刺身が入っていたパックに消費期限が表示されているので、必ずそれをチェックしておき、消費期限内に食べ切るようにしましょう。
消費期限内であれば、刺身の残りを翌日に食べても、味的にも鮮度的にも全く問題ないもの。
反対に、消費期限が切れてしまうのであれば、出来ればその刺身の残りや翌日には食べない方が安全ですね。
私も何年か前に、手巻き寿司パーティーを自宅でして、その際に刺身の残りが少しあったのですが、消費期限内だったので翌日でも食べることが出来ました!
消費期限内だと、味も美味しいし鮮度も劣化していないので、食中毒になる危険性もなく、食べることが出来ますよ。
もし刺身をたくさん買う必要があるのでしたら、必ず消費期限はいつまでか、買う前にチェックしておくと良いですね。
そして少しでも消費期限が長い刺身や、残りが出てしまい、翌日食べても問題ない刺身を選ぶと更に問題なし。
刺身ってやっぱり生魚でとても傷みやすいので、鮮度を維持するためにも、どうか消費期限を買う際に見ておきましょう。
そして消費期限が切れてしまった刺身に関しては、極力は食べないで処分してしまった方が良いですよ。
刺身の残りが出ないようにするためにも、刺身は買い過ぎない、ということも重要ですね。
刺身の冷蔵庫で翌日でも安心できる保存方法は?
刺身は消費期限以内なら翌日でも食べられますが、より確実に安全に刺身を食べるためにも、残りの刺身はフリーザーバッグに入れて醤油やみりんに漬け、冷蔵保存すべき。
調味料で味を濃くしておくと、より生ものでも傷みにくくなり、保存が効くようになるんですよ!
要するに残りの刺身は漬け込むのがベストなんですね。
あとはフリーザーバッグに真空状態にして入れておき、冷蔵庫内で保存すれば全く問題なしです。
刺身が残ると、お皿にのせたままラップをかけて、冷蔵庫に入れて保存してしまいがちですね…。
でも調味料にも漬け込まず、ラップしただけだと、空気に触れやすくなり、風味が劣化することもあり得ます。
劣化を防ぐためにもどうか、醤油やみりんなどの調味料に漬け、フリーザーバッグに入れて空気を抜いて密封し、冷蔵庫内で保存をしていきましょう。
私は以前に、余ってしまった刺身をお皿にのせ、ラップをしただけで冷蔵庫で保存したら、ちょっと刺身が乾いていた、ということがありました…。
冷蔵庫で保存すると、刺身って結構乾きやすいので、美味しさはもちろんのこと、鮮度を良い状態に保つためにも、フリーザーバッグに入れて漬け込み、冷蔵保存すべきですね。
せっかく購入した刺身は、残りものでも翌日も美味しく食べたいもの。
そのためにもどうか、刺身の残りは漬けにしておき、空気に触れないようにして冷蔵保存しましょう。
味を濃いめにして保存しておけば、より刺身の保存性も高まるので安心ですね!
スーパーの刺身の状態が次の日だと心配なら焼く!
残りの刺身が翌日、乾いていたり、ちょっと食べるのに抵抗や、心配がある時は、刺身を焼くと良いですよ!
フライパンに薄くサラダ油をひき、弱火~中火で残りの刺身を焼くと、美味しくしかも安全に、食べることが可能になります。
確かに刺身としての味わいや食感はなくなるものの、とにかく安全性が高まるので、心配な時は翌日、焼くようにしましょう。
漬け込んでおいた刺身を焼くと、あとは丼ご飯の上にのせて、刻んだ万能ネギや大葉などを散らせば、美味しい海鮮丼が出来ます!
焼くと多少、刺身の風味が劣化していても、あまり気にならなくなるし、食中毒にかかる確率も、かなり下げることが出来ますよ。
ただし、保存しておいた刺身が翌日、カビが生えていたり、表面にぬめりやネバつきがあったり、酸っぱいニオイがしている場合は、焼いてももう食べることが出来ないほど腐敗しているので処分すること。
焼く前に念のため、刺身の鮮度など状態をしっかりチェックすると良いですね。
そして安全だと分かってから焼くと、美味しく食べることが出来ますよ!
私も刺身を焼いた丼物を食べたことがありますが、結構美味しかったのでかなりおすすめ!
刺身は傷みやすいので、本当に翌日食べても心配な時は、焼くようにしてからいただきましょう。
フライパンで刺身を焼くってアリだったんですね!
刺身は焼いても割と美味しく食べることが出来るので、中までよく焼いて、生ではない状態にしてから食べてくださいませ。
まとめ:刺身を次の日に加熱して使うアレンジレシピ
余った刺身、捨てるのはもったいないですよね。
安全に楽しむためには、加熱がポイントです。
刺身は内部温度が75度を超えることで安心。
オリーブオイルで軽く炒めたり、グリルでカリッと焼くのがおすすめです。
具体的なアレンジとして、刺身の炒め物やグリル、アジアン風炒め物などがあります。
炒め物には、にんにく、玉ねぎ、ピーマンを使い、醤油とみりんで味付け。
グリルはシンプルに塩、ペッパーで。
また、エキゾチックなタイ風炒め物や、和風の照り焼き刺身も新たな味わいです。
このように刺身を加熱することで、食感も風味も新しく、翌日でも美味しく安全に楽しめます。
残った刺身で作るアレンジレシピを試して、新しい食卓の楽しみを見つけてくださいね!
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