日頃ヘルメットを装着する人は、
・バイクに乗る人
・工場勤務の人
・現場作業の人
などですね。
ヘルメットを装着する頻度が高かったり、
時間が長い場合に問題になるのは、痒みに悩まされることです。
集中力が削がれ、死活問題になりえます。
だからと言って運転中や仕事中に、ヘルメットをいじったり、
外したりすることはできないですよね。
中には色々試行錯誤しているけれど、
解決しない人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、ヘルメットで痒い時の対策をご紹介します。
ヘルメットが原因で頭が痒い原因は?
ヘルメットで頭が痒くなる原因は、いくつかあります。
髪の毛が頭皮に刺さって痒い
ヘルメットで潰された髪の毛が、
頭皮に刺さって痒くなることがあります。
これは特に髪の毛が短めな人に起こりやすいです。
ニット帽などをかぶった時に、頭がチクチクしたことはありませんか?
これと同じ原理で、毛の先が頭皮を刺激することで、
頭が痒くなる時があります。
ヘルメット内の蒸れ
ヘルメット内が蒸れて汗をかいてしまい、
汚れが発生している時にも痒みを感じます。
この場合は、ヘルメット内に汚れが溜まっている可能性があります。
ヘルメットの中は非常に衛生状態が悪くなりがちです。
ヘルメットを洗いたいけれど、
仕事用の場合は、持ち帰ることが難しい場合もあるでしょう。
またバイク用のヘルメットですと、
中のインナーを全て外さなくてはなりません。
そのため洗うのが面倒という人も多いです。
頭皮が乾燥している
頭皮が乾燥して痒くなることもあります。
一度汗をかいてから乾くと、頭皮はさらに乾燥します。
そして、頭皮の乾燥がさらにひどくなると、
フケや痒みの原因になります。
これは衛生的によくはないですよね。
他にも様々な理由がありますが、この3つが主な原因といわれています。
ヘルメットで頭がかゆい場合の具体的な対策
ではどうしたら、ヘルメットで頭が痒くなくなるのか?
いくつか解消するための方法がありますのでご紹介します。
ヘルメットに頭皮がささっている場合
これは髪の毛が短い人に起こりやすいです。
これを防ぐためには、髪の毛とヘルメットの間にスペースを作ることです。
ヘルメットと髪の毛の間にスペースを作るためのもに、
「ヘルメットスペーサー」というものがあります。
これを使うことで、最初に違和感を感じることもありますが、
髪の毛による頭皮の刺激が緩和されます。
そして髪の毛がつぶれにくいので、
頭皮に髪の毛が刺さるのを防ぐことができます。
蒸れて汗をかいている場合
このような状況は、夏になるとよく起こりやすいです。
ヘルメットの中は、湿度が高く、高温状態になっています。
そのため雑菌が繁殖し、そのスピードが物凄い早く、
また汗もダラダラと垂れ落ちてきます。
そのヘルメットを毎日使用していると、だんだん臭いが出てきます。
このような状況を防ぐためには、
「ヘルメットインナーキャップ」というアイテムを使用します。
これを使用することで、汗が乾きやすくなり、
髪がサラサラした状態を保つ事ができます。
またインナーキャップを使用するときに、
髪の毛をオールバックのように持ち上げて使用することで、
髪が頭皮に刺さりづらくなります。
そうすることで頭皮の痒みの原因を抑えることができます。
この方法はタオルでも代用できます。
タオルを頭に巻いて、その上からヘルメットを被っても同じ状況になります。
頭皮が乾燥している場合
この状況は、特に冬に起こりやすいと思われがちですが、
実は夏でも起こります。
夏の場合、ヘルメット被りながら何か作業をすると汗をかきます。
その後に、ヘルメットを取ってクーラーが効いた部屋で過ごすと、
汗で濡れた髪の毛は乾きます。
そしてまたヘルメットを被り、取ったらクーラーの効いた部屋で過ごすを
何回か繰り返すことで、頭皮が乾燥していきます。
そうすることで頭皮が痒くなります。
なので、このような状況になりがちな場合は、
夏場でも頭皮を保湿することが大切になってきます。
頭皮の保湿方法は、化粧水を頭皮に塗ることです。
化粧水というと「顔に塗るもの」と思われがちですが、
顔以外にも使用することができます。
頭皮に化粧水を塗ることで、頭皮の乾燥を改善することができます。
また頭皮用のローションがあります。
この頭皮用ローションを使用しても効果があります。
髪を洗った後に乾かす前に、ローションを塗って、
揉みこんでからドライヤーで乾かします。
この方法でも頭皮の潤いをキープすることができます。
ヘルメットを被っている時に髪の毛が痒くならないように、
様々な対策が必要ですが、対策をするだけではなく
ヘルメットもたまにでいいので、洗って清潔を保つようにしましょう。
ヘルメットのあご紐でかゆい時の対策
ヘルメットを装着していると、
あごの部分の紐が当たって痒くなることもあります。
あごの部分の紐が当たると、痒くて作業に集中できないですよね。
では、このような時はどのように対策すべきか?
その方法は、頭にタオルを巻いて、ヘルメットがずれるのを防ぐことです。
そして、ヘルメットの紐の部分にハンカチを巻きつけます。
付け方は、紐の上からハンカチを螺旋状に巻いて、上下に紐を結びつけます。
ハンカチで紐をカバーすることによって、
あごの部分が痛くなるのを防ぐことができます。
また、ヘルメットの紐カバーが販売されています。
ひもカバーを付けるのも、方法のひとつです。
ヘルメットが原因でおでこがかゆい場合の対策
ヘルメットをずっと被っていると、おでこが痒くなることもあります。
その原因は、ヘルメットをずっと被っていることにより、
ヘルメットの中が密閉されることで、高温多湿の状態になっているからです。
それを防ぐための対策は、タオルやハンカチを頭に巻いて、
その上からヘルメットを被ることです。
そうすることで、汗を吸収して、
高温多湿の状態を緩和する効果があります。
さいごに
ヘルメットで頭やおでこ、あご紐で痒い場合の対策を紹介しました。
作業中に痒くなるのは、集中力が切れて困るものです。
そのような時は、今回ご紹介したハンカチやタオルを使用したり、
痒み防止のアイテムを購入するなどしてくださいね!
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