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サンタクロースの起源はフィンランドって本当?由来や赤い服の理由は?


1年のイベントで、1番好きなものは何ですか?

そう聞かれたら、私は迷わずクリスマスと答えるくらい大好きです。

大人になってからも、ずっと大好きなイベントですが、
子供の頃はサンタクロースをずっと信じていました。

「サンタクロースは、寒いところからトナカイに乗ってやってきて、
いい子のお家には煙突から入って、プレゼントを置いていってくれるのよ…。」

そのようなお話を聞いて、育った人も多いのではないでしょうか?

では、サンタクロースの起源はどこで、
どのようにして生まれたのでしょうか。

なぜ赤い服なのかも気になりますよね?

答えを先に言うと、

サンタクロースは4世紀ごろに実在した人物です。
カトリック教の司教セントニコラウスが、その人です。

アメリカにサンタクロースが伝わった時に、
サンタクロースの住まいはフィンランドでした。

赤い服を着たサンタクロースが有名になったのは、
あるCMによるものでした。

では、サンタクロースの起源がなぜフィンランドになったのか、
サンタクロースが赤い服を着る理由、

それらを詳しくご説明していきます。

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クリスマスに世界中に現れるサンタさんの由来は?

サンタクロースのモデルになった人は、実在した人物になります。

4世紀ごろ、小アジア(現在のトルコ)のミュラというところにいた、
カトリック教の司教である、セントニコラウスという人物になります。

なぜこの司教セントニコラウスが、
サンタクロースのモデルになったのかというと、

普段からとてもやさしく思いやりがあり、
特に子供たちには優しく接している、素晴らしい人物だったからです。

ある時、3人姉妹がいる貧しい家庭が本当にお金に困ってしまい、
この姉妹を身売りさせるしかないという状況になったといいます。

そこで司教セントニコラウスは、
煙突から3枚の金貨を投げ入れてあげました。

その金貨は、暖炉のそばに置いてあった靴下の中にたまたま落ちて、
そのおかげで姉妹は身売りをしないで暮らしていけました…。

このような言い伝えがあり、このことが広くヨーロッパに伝わり、
アメリカ大陸まで伝わっていったことが、サンタクロースの原型となります。

本来は子供に贈り物をするというよりは、
子供達を守る聖人の話として、伝承されていったということですね。

サンタクロースの起源はフィンランドって本当?

サンタクロースは、小アジア(現在のトルコ)の
ミュラというところにいた司教がモデルになりましたが、

ヨーロッパに伝わった際に、サンタクロースは北極に住むと言われ、
アメリカ大陸に伝わってからフィンランドへと変わっていきました。

ではなぜ、北極からフィンランドになったのでしょう?

それはフィンランドの新聞記者が書いた、

「北極からトナカイの餌を求めて、
フィンランドのラップランド地方に引っ越してきた」

という新聞記事から始まりました。

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1927年にはフィンランドの国営放送が、
フィンランドのラップランドのコルヴァトゥントゥリの山中を
サンタクロースの住まいと宣言しました。

このことでフィンランドが、サンタクロースの発祥であると言われるようになり、
今ではサンタクロースと言えば、フィンランドと考えている人が多いですね。

ただ、グリーンランドがサンタクロースの故郷という説もあるのですが、
どちらにしても寒い国ということです。

サンタが赤い服の理由とトナカイがいるのはなぜ?


赤は、「太陽」「愛」「血」「生命」などを表す色とされており、

実はサンタクロースのモデルとなった司教セントニコラウスも、
赤い服を好んで着ていました。

ですが、ある時期まではサンタクロースといっても、
外見も着ている服の色も様々で、特に決まっているものはありませんでした。

今のサンタクロースの風貌になったのは、
1931年にコカコーラ社が宣伝に使ったことがきっかけになります。

冬にも飲める子供の飲み物として、コーラをアピールしようとしました。

広告アートを担当していたスウェーデン人の画家ハッドン・サンドブロムさんに

赤と白を基調としたサンタクロースのキャラクターを
創作してもらったことがきっかけになります。

少しお腹が出ていて、白い髭に赤い服を着た笑顔を絶やさない優しいお爺さん。

今あるそのようなイメージを作ったのは、コカコーラ社のコーラを
冬に売り出したいという戦略からだったというのですから、驚きですね。

ではサンタクロースと一緒にトナカイは何でいるのでしょうか。

サンタクロースは元々北極で、今はフィンランドと考える人が1番多いですが、
どちらにしてもとても寒い国です。

北欧スカンディナビア半島には「サーミ人」という先住民族がいて、
この先住民族は魔法が使えると言われていました。

その「サーミ人」をはじめ、このあたりの寒い地域で暮らす人たちの移動や、
物を運ぶ手段がトナカイだったことから、
サンタクロースの相棒はトナカイとなりました。

まとめ

サンタクロースのモデルになったのは、
今のトルコに昔いた司教セントニコラウスになります。

彼の伝説がヨーロッパからアメリカ大陸に伝わり、
コカコーラ社がコーラを宣伝するために描いたサンタクロースのイメージが、
現在のサンタクロースの象徴になります。

ヨーロッパに伝わった頃は、サンタクロースは北極に住んでいましたが、
アメリカ大陸に伝わってから、フィンランドがサンタクロースの住まいになりました。

トナカイは元々北欧では、人の移動手段や物を運ぶときにソリを引かせる動物でした。

その北欧に住む「サーミ人」には、
魔法が使えると信じられたことから、

サンタクロースがソリで空を飛ぶときの相棒として
トナカイが選ばれたということですね。

幸せを感じられるクリスマスの歴史が
この先も引き継がれていってもらえたら嬉しいですね!

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