レタスを新鮮に保ちたいなら、赤くなったレタスの戻し方と赤くならない方法を覚えましょう!
レタスの芯が赤い?
それも大丈夫、簡単な対処法をご紹介します。
詳しいコツが気になる方は、ぜひ続きをチェックしてくださいね!
赤くなったレタスの変色の戻し方はある?
残念ながらレタスが赤く変色してしまったら、もとの色に戻すことはできません。
赤く変色してしまうと、見た目が良くありませんよね。
野菜って新鮮感が大事ですから、気になる部分をカットしてしまうと良いですよ!
そもそもレタスが赤く変色しているのは、劣化ではなく酸化したことで赤くなります。
シャキッとした新鮮なレタスでも、芯に近い少し硬い部分が赤くなっていることってよくありますよね?
それは、レタスに含まれているポリフェノールの色素が、空気に触れて酸化して赤くなるからなんです。
この現象は、「褐変(かっぺん)」って言うんですよ!
りんごやナス、ジャガイモなどの芋類の皮を剥いたり切った後、そのままにしておくと、断面が変色していきます。
これらも全てこの「褐変」によるものです。
見た目は悪くなってしまいますが、問題なく食べられます。
味付けをしてしまえば、意外と気にならなくなるものですよ!
レタスが赤くならない方法:変色防止にはお湯を使用
レタスの変色を防止する方法として、
「お湯を使うと良い」
こんなことが言われたりもします。
ですが、赤くなってしまった部分には効果がありません。
赤くなるのを遅らせるのには効果がありますよ!
でも、クタっとなって食感が悪く、濃い色合いに変色してしまったものには効果があります。
方法はとても簡単です。
1、50度のお湯に30秒〜1分つける。
2、冷水で冷やす。
この二つの工程でシャキッとしたレタスに戻ります。
簡単ですよね。
50度という温度は、繊維と繊維をつなげて硬くする「ペクチン」が結合する温度になります。
なので、結合した「ペクチン」によって食感が良くなり、新鮮なときの歯応えが復活するという仕組みになります。
簡単で、おもしろいですよね!
葉物野菜全般に使えますので、サラダなどの生で食べたい場合は是非試してみてください。
レタスの芯が赤い場合はどうするべき?
レタスの芯が赤くなっているのは、一般的には品種や成長中の温度変化による自然な現象です。
特定の条件下では、レタスの芯に赤みが出ることがありますが、これは品質に問題があるわけではなく、食べても安全です。
しかし、赤みがあるからといって必ずしも問題がないわけではないため、以下の点を考慮すると良いでしょう。
・健康状態の確認: レタス全体の色、質感、においを確認します。レタスが新鮮で、他に腐敗の兆候(悪臭、ぬめり、黒ずみなど)が見られない場合は、赤い芯も安心して食べることができます。
・赤い部分の除去: もし赤い芯の外観が気になる場合は、その部分を取り除いて残りを使用することもできます。赤い芯以外の部分が健康で新鮮ならば、普通に料理に利用できます。
・保存方法: レタスを長持ちさせるためには、適切な保存方法が重要です。レタスは、洗わずに乾燥した状態でプラスチックバッグや野菜用の保存袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存します。使用する直前に洗うことが推奨されます。
レタスの芯が赤いことは、特に品質上の問題ではないことが多いです。
しかし、全体的な鮮度や品質を確認し、疑問がある場合はその部分を取り除いたり、使用を避けたりすることが賢明です。
レタスの変色を戻す方法はないが・・・
レタスの変色を防ぐ方法は、残念ながらありません。
ですが、そもそもレタスを赤くなる事から防ぎ、クタクタにならないように保存できれば1番いいですよね。
レタスを長持ちさせる保存方法はいくつかあります。
芯を取り除いて、キッチンペーパーを入れて保存する
この方法はご存知の方も多いと思います。
芯を必ず手でくり抜いて、湿らせたキッチンペーパーを入れてから、ラップやビニールに包み保存する方法です。
包丁などの鉄分が酸化を進ませますので、必ず手でくり抜くことがポイントになります。
みずみずしく、水分が多いのがレタスなので、その水分を減らさずに保つことも大切です。
なので、そのまま保存するのではなく、ラップやビニール袋に包んでから、野菜室で保存しましょう。
こちらは1週間程度の保存が可能になります。
レタスの芯に爪楊枝を刺す
レタスの芯に3〜4本の爪楊枝(つまようじ)をさしてから、ラップやビーニール袋に包んで保存します。
レタスは芯にある成長点という細胞に栄養分を集めるために、葉っぱの方にある栄養を芯に持っていこうとします。
このようにして、収穫後もレタスは成長を続けようとします。
栄養が摂られてしまうと、クタっとしてしまい歯応えがない葉になります。
爪楊枝を刺すことで、成長点が壊れ成長が遅くなります。
この保存方法では、3週間くらいの保存ができるようになります。
レタスの芯の部分に小麦粉をつける
こちらは購入してきたレタスの芯の部分を少しだけ切ります。
その切った部分に小麦粉をつけて、ビニール袋に入れて、口を縛り保存します。
粒子の細かい小麦粉を芯につけることで、レタスが乾燥することを防いでくれて長持ちさせます。
この方法だと1ヶ月くらい長持ちします。
安い時に買いだめをしたり、一人暮らしの方が1玉買った場合など、なかなか食べきれないときの保存方法としてはとてもいいですよね。
小麦粉があれば、とても簡単です。
どの方法でも保存のときは、芯を下にして保存してください。
まとめ:赤くなったレタスの変色の戻し方
レタスの新鮮さを保つことは、キッチンでの小さな悩みの一つですよね。
赤く変色したレタスが気になる場合、見た目に影響するだけで味には問題ないんです。
赤くなった部分を取り除くか、味付けして楽しみましょう。
さらに、変色を防ぎたいなら、お湯を使った簡単な方法がおすすめ。
50度のお湯にレタスを浸し、冷水で冷やすだけでシャキッと感が戻ります。
レタスの芯が赤い?それは自然な現象で、安心して食べて大丈夫です。
ただ、新鮮さを保つには適切な保存がカギ。
キッチンペーパーで包む、爪楊枝をさす、小麦粉をつけるなど、簡単な方法でレタスを長持ちさせましょう。
毎日の食事をもっと楽しく、そして心地よく。
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